「時折ゴラムに見えてしまうハンナの逆関節歩き」エンドレス・エクソシズム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
時折ゴラムに見えてしまうハンナの逆関節歩き
3ヵ月前に悪魔祓いの失敗によって神父が一人殺され、父親が自らハンナの息の根を止める。しかし、病院に送られてきたハンナの遺体は3ヵ月前のものとは思えないくらいだった。腹と首に大きな傷跡があったのに、徐々に傷が消えてゆく恐怖・・・
死体安置所に勤めることになった元警官のメーガン。相棒を死なせてしまったというトラウマから薬に頼るようになった。遺体が消えたとか、何かが見えるとか、「まだ薬飲んでるからよ」と友人の看護師リサから一喝される。だって見えるんだもん・・・
ゴラムに見えてしまったら恐怖も半減してしまうのですが、その他にも怖いシーンが満載。エクソシズムシーンは冒頭だけだったので、悪魔祓いにリアリティを感じない方でも怖さは伝わってくるはず。そして、プロットとしてもホームレスの男が絡んでくるので面白くなってくる。
燃やしてしまえば解決!などと言っても、次から次へと犠牲者が増え続ける。トラウマを克服できるのか、メーガン?!といった感じで進むストーリーもなかなか良い。死体安置所という設定もあって、グロい映像もいっぱい。ただし、ラストはちょっと呆気ない・・・
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