映画 おしりたんてい カレーなる じけん インタビュー: 太田光、映画館は「芸人の原点のひとつ」 東映まんがまつり復活に歓喜

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映画 おしりたんてい カレーなる じけん

劇場公開日 2019年4月26日
2019年4月25日更新
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太田光、映画館は「芸人の原点のひとつ」 東映まんがまつり復活に歓喜

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が、29年ぶりに復活を果たした「東映まんがまつり」で上映される4作品の1作「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」に声優としてゲスト出演を果たした。「東映まんがまつりで育った世代なので、運命の仕事だと思っている」と喜びを爆発させ、「声優といえば、うちの相方(田中裕二)だと思ってるでしょ? それは大きな勘違い。おれのほうが上手なんだから」と声の演技に自信を示す。(取材・文・写真/内田涼)

「子どもの頃、映画館に行くのは一大イベント。それこそ“まつり”だったから、前の日も楽しみで眠れなかった」と瞳を輝かせる太田。東映まんがまつりの印象的な作品を尋ねると「長靴をはいた猫(1969)」をはじめ、「空飛ぶゆうれい船」「海底3万マイル」といった初期の名作が次々と挙がり、さらに「映画を見た後は、家族でレストランに行くんですよ。ソノシートがついた紙芝居を買ってもらったり、外国の文学を読むきっかけにもなっている。そうそう、それとサンバイザー! あれがどうしても欲しくって。今回もぜひ復活させてほしいよね」と楽しい思い出があふれ出す。

東映まんがまつりを通して、世界を広げた太田少年は多感の年頃を迎え、さらに映画館にのめり込んでいく。「埼玉出身だから、いわゆるロードショーは池袋の映画館でしたね。当時は少し古い映画を2本立てで見られて、そういうときは川越のホームラン劇場。言っていいのかな? すげー汚い映画館で(笑)。『ナイル殺人事件』と『地獄の黙示録』の2本立てとか、組み合わせもめちゃくちゃ。入れ替えじゃないし、こっちも時間なんて、気にせず(上映の)途中から入るから、結末を見てから、冒頭を見て、自分の頭でストーリーをつなぎ合わせたり。そんな楽しみ方をしていましたね」

映画館に足を運ぶ醍醐味は、ズバリ「大勢の人たちが同じ場所に集まって、何かを楽しむこと」だといい、「我々も客前で漫才をするわけで、あのワクワク感は、芸人としての原点のひとつだと思いますね。テレビっ子でもあったし、当時は意識していなかったですけど」と思いをめぐらせる。

そんな太田がゲスト出演するのは、2018年12月からNHK Eテレでレギュラー放送が開始した人気アニメ「おしりたんてい」の劇場版「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」。口ぐせは「フーム、においますね」。見た目はお尻だが、推理はエクセレントな名探偵の活躍を描き、子どもたちに人気を博している。「噂には聞いていたけど、これは子どもたちの人気、出るよね。おしりとか、おならって大好きじゃないですか、子どもは(笑)。我々だってそうだったし。しかも、おしりからカレーを食べるでしょ? これをNHKで放送するのも痛快だし画期的ですよ」

太田はアルパチというキャラクターを演じており「重要な役どころだけど、あんまり言えないです。見てのお楽しみ」。それでも「おしりたんていと(助手の)ブラウン、そしてアルパチでトリオを組んで活躍できれば。アルパチのスピンオフもぜひお願いしたいし。『プリキュア』よりも全然面白いと思いますよ!」と相方・田中がゲスト出演した「映画プリキュアミラクルユニバース」にライバル心を燃やす。

本業はもちろん、さまざまな分野で多才ぶりを発揮し、昨年には元「SMAP」のメンバーが出演する「クソ野郎と美しき世界」の1編「光へ、航る」(草なぎ剛出演)でメガホンをとったばかり。「映画はずっと撮りたいと思っていたし、以前1度、企画がポシャったこともあって……。だから、(第61回)ブルーリボン賞で監督賞候補になったのは、すごくうれしかったですね。認められたという気持ちもあって。受賞したのは白石和彌監督で、その結果もまあ、良かったんじゃないですかね。あの後、大変なこともあったみたいだけど(笑)」

どんな映画に取り組みたいか問うと「もちろん、コメディ!」と即答。「駅前シリーズ、社長シリーズ、無責任シリーズ……。ああいうコメディをいつか作りたいんですけど、今の日本映画界だと難しいみたい。でも、去年の『カメラを止めるな!』みたいに、小規模だけど情熱を注いだ作品が、日本中を席巻するっていうのは、いいことだよね」と状況の“変化”に期待を寄せる。子どもの頃、東映まんがまつりで味わった映画の喜びと楽しみは、今も太田の胸に刻まれ、機が熟すのを待っているのかもしれない。

「東映まんがまつり」は1967年から90年の春まで、東映が行っていた子ども向け映画興行。約29年ぶりに復活した今回、「おしりたんてい」のほか、釣りへの情熱と才能を秘めた少年トッタが伝説の大物に挑む「映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン」、人気育児エッセイブログをもとに、キュートな3姉妹と母親が織りなすハートウォーミングな物語「えいが うちの3姉妹」、ダンボール工作が動き出す不思議なアニメーション「りさいくるずー」がラインナップされている。

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