エリカ&パトリック事件簿 踊る骸
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興奮
視聴後、真っ先に思ったのは「火サスやん」。よく出来たミステリードラマ。主人公は作家、夫は警察官という設定。犯人の遠い過去に連なる犯行。登場人物たちが明かしたがらない過去。犯人と主人公の対決。全てを明かす犯人の独白。火サスやん。ミステリー部分に関してはよく出来ていて、火サスであることを念頭に置けば、あぁ、あの時の行動は確かに違和感あるよね とかこの時のこの行動はサラっと描いて印象に残りにくくしてるよね とか色々思い返せるのが面白い。
これぞミステリーサスペンスという王道的演出と展開。満足度はかなり高し。第2次大戦でナチスドイツに翻弄蹂躙された北欧舞台ということでリアル感も弥増し、北欧的生真面目で真摯な映画づくり手法も相俟って、しかもテンポの淀みなさも加味されグイグイ引き込まれていった。「そうか、彼が真犯人だったのか・・・」という全く予想がつかなかった着地点も良かったし、クリーンな収束の有様にも安堵。正しくスマッシュヒットの秀作でした。
怖い
女流作家の主人公は出産後、両親が事故死、刑事である夫と共に親の家に引っ越す。ある日、見知らぬ男がやってきて、「私は貴女の兄だ」と言う。その場で追い返すが、気になり連絡を取ろうとすると、殺されていた。亡き母の日記を頼りに調べ始めるが、関係者が次から次へと殺されていく。とても面白いミステリーだ。
淡々と人間を掘り下げて真実に近づいていく、北欧ドラマのならではのミステリー。面白かった。
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