劇場公開日 2019年3月8日

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運び屋のレビュー・感想・評価

全407件中、321~340件目を表示

4.0やはりイーストウッド作品

2019年3月11日
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Clint Eastwood最新作は麻薬の運び屋というClint Eastwood自ら主演でありながら犯罪者という新鮮な設定。

脇を固める俳優陣もBradley Cooper、Laurence Fishburne、Michael Peñaという豪華メンバーが揃い、そこも見所の一つです。

家族の確執の成り行きで、ならずして犯罪者に仕立てられた主人公は自らの犯罪行為を知った後も意に介せず、家族の為、自らの人生を謳歌する為に犯罪を継続する。

老年でありながらジョークや皮肉の数々。主演監督作品共通のいわゆる「イーストウッド節」は本作でも健在で安定の仕上がり。

そして人生を考えさせられる「悟し」もしかり。

90歳が間近に迫ったとは思えぬ監督の話術、足取や、主演でありながら少し控えた存在感。
これらが醸し出す科学反応がClint Eastwood映画の魅力といえる。

Clint Eastwood 。彼の作品を今後も追いかけていきます。

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kazu6279

4.5イーストウッド御大

2019年3月11日
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齢88歳のイーストウッド御大、さすがの演技力と演出力で今作も見事な傑作。 緊迫した空気と主人公の抱える苦悩や焦りのようなものが実に生々しく表現されていて、見入ってしまう映画でした!
「人生で一番大切なものとは?」60年以上もハリウッドの第一線で活躍し続けるイーストウッドだからこそ、伝えられるメッセージのような気がします。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5明日はもっと

2019年3月11日
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52.「15時17分、パリ行き」は、やや実験的な作品だったが、本作は王道。演技、構図、演出全てが手堅い。観客が望む物を上手に観せてくれる。しかし、更にその先を期待してしまう。幾つになっても欲は尽きないものだ

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movie

3.5イーストウッドしかできない。だけど、

2019年3月11日
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家族が一番大事ってちょっと聞き飽きた感ない?
運び屋アールとクリント・イーストウッドとの歩み(あくまでイメージだけど)が重なって深みはある。アールの貫禄、わかりやすいストーリー、安定した温度感とテンポはクリントだからなせる技。監督、俳優業に時間と労力をかけて家族を蔑ろにしてしまった後悔を後世に伝えたいと今なら思うという監督本人の気持ちの表れを感じる。
だけど、ストーリーの中身はリアルさに欠けるし浅いと感じました。
お金で手のひら返した家族
本当はそんな生易しくないだろう麻薬組織
親友の花嫁の祖父に悪い仕事回しやがって悪い少年だなあ…

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ももも

4.5百戦錬磨のダーティーハリーは動じない

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:4.3
イーストウッド作品を見終わった後に、幾度となく訪れるズーンとくる心を揺さぶる感覚。イーストウッド感と呼んでいるが、それがしっかりと感じられる本作。
自身の作品で主演を10年振りに務めた理由は本作を見れば明らかだ。
この役柄はイーストウッドにしか出来ない。90歳の運び屋という人生の厚みと、積み重ねた経験。そして蓄積された後悔。全てが身体から発せられる雰囲気で、そのバックボーンを物語れるのはイーストウッドしか出来ないだろう。
そして警官やギャングにも動じない貫禄。その演技に説得力を感じさせるのは、役柄である90歳の長寿の貫禄もあるが、見る側は百戦錬磨のダーティーハリーなどのイーストウッドを重ねて見てしまい、違う意味で納得してしまうのが、物語の面白味の1つと言えるだろう。
最後のブラッドリー・クーパーと車越しに語ったやり取り。そのシーンに主人公の90年の人生と、イーストウッドが伝えたかったテーマが集約されていると感じ、込み上げるものがある。
御歳88歳のイーストウッド。作り手としても、プレイヤーとしてもまだまだ若いモンには負けない!
ありがとう。長生きして下さい。

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カメ

2.0あるがまま

2019年3月10日
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90才の老人がメキシコマフィアの麻薬の運び屋をしていた事件をベースにした話。

クリント・イーストウッド御大の飄々とした芝居と演出。
やろうと思えば、クライムサスペンス風にも巡り合わせによって犯罪に手を染める人間の弱さ的な話にできただろうに殊更にメッセージを全面に出すこともせず。

我々凡人は地上から夜空の星を仰ぎ見るのみ。

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DKawa

4.0時間はお金では買えないとはこのこと

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

90歳で麻薬を運ぶおじいちゃんの話。

運び屋で描かれるのは取締局との逃亡戦ではなく
不器用なおじいちゃんが家族の大切さを学んでいく様

お金で家族の溝を深めようとするグランパ。
社会からの評価を気にするグランパ。
仕事関係のヤバい奴らとはすぐ仲良くなれるのに
家族には突き放されてしまう、、、

観ててああああもうってなるけど
お父さん世代は共感して泣いちゃいそう。

自分も父親になったら気をつけようと思った。
家族に必要なのはお金じゃなくて時間ですね。

てかクリントさん老けすぎててびっくり。笑
映像にリアル感増して良かった。

それにしても途中の尻フィーバーは最高

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マスノブ

5.0家族の多くに見放された孤独な老人の姿が物悲しい。「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」それは何だったのか?

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

Movix堺で映画「運び屋」(The Mule)を見た。

日曜日で朝一番の上映回
子供連れがすごく多い。

劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル
映画ドラえもん のび太の月面探査記
が上映されている。
なるほど、これのせいか。

来週からはこれに
映画 しまじろう 「しまじろうとうるるのヒーローランド」
映画 プリキュアミラクルユニバース
が加わるらしい。

「運び屋」、原題のThe Muleをググってみると、

麻薬を密輸するために, 外国からの運び屋として雇われるしろうと旅行者、
drug muleともいう。

87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。

クリント・イーストウッド自身も今年で実年齢89才のじいさまだ。
出演作としては「グラン・トリノ」(2009年)以来10年ぶりだと思う。

主人公クリント・イーストウッドは農場を差し押さえられて住むところにも困っているところだった。
孫娘の結婚前のパーティに現れたときにたまたま出会った男に「運転するだけの楽な仕事がある」と持ち掛けられ、試しにやってみると大金を得られた。
それは非合法な仕事だった。

物語はたんたんと進むが、家族の多くに見放された孤独な老人の姿が物悲しい。
エンディング間際の主人公の言葉が

「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」

それは何なのか?

答えを聞いて腑に落ちた。

上映時間は116分。
長さは感じない。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.5流石

2019年3月10日
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ニューヨークタイムズ誌の記事がベースで記事もデイリリーを育てているということ以外は書いていなかったのを肉付けしてこれだけの作品に仕上げたのは流石だと思いました。

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たのくら

4.0孤独な運び屋と家族との絆

2019年3月10日
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泣ける

興奮

クリント・イーストウッドが主演と監督。実在した90歳の麻薬の運び屋アールを演じた本作。犯罪ドラマだけど家族愛もテーマに描かれていて良し。孤独な運び屋アールが家族との絆を取り戻そうと奮闘する姿に胸を打たれました。犯罪ドラマとしてもドキドキ感があって面白かった。88歳のイーストウッド、俳優として監督として現役バリバリなのがすごい!実の娘で女優であるアリシア・イーストウッドも出演されているそう。

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えなり

4.0犯罪に巻き込まれて

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

いくストーリーで重いモノになるのかと思いきや、クリントイーストウッドの飄々とした口調や行動で、どちらかと言えばコミカルな感じもする作品でした。イーストウッドは若いですね。

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ごっとん

5.0いい映画だった

2019年3月10日
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予想以上に面白く、いい映画だった。
重たいテーマを、上質のエンターテイメントに仕立て上げていた。流石です。

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kosper

3.588歳!

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

クリント・イーストウッドは素晴らしい。
90歳のヨボヨボさと、ユーモラスや哀愁など、88歳とは思えない。いや、そうとしか見えない。
物語としては盛り上がりにかけるかも。史実を元にしていると思えば見応えもあるけど、予想通りの結末かな。ただ、最後の方の夫婦の会話は良かった。
全体的に主演がイーストウッドだから見応えがあるけど、しならい俳優だったらそこまでではないかも。とはいえ、あと何度勇姿が見られるのかとか思うと見てよかった。

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だるまん

3.5なんか何も考えてない感ビンビン!

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

主人公は物事を深く考えずその時に楽な、楽しい方に生きてきたので途中からは後悔に苛まれる。でも、わかっているけどやめられない。でもでも最後の最後に気づいたのだ。でもでもでもちょっとするとまた忘れて歌を歌ってそう。
イーストウッドはもはやウディ アレンと双璧です。どんどん傑作を作り出してほしい。

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マクラビン

4.0イーストウッドに馴染みがなくても大丈夫

2019年3月10日
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巨匠クリント・イーストウッドが監督兼出演の作品です。

正直、彼が出演している作品は初めて観ました。
食わず嫌いということかもしれませんが、なんとなく年代も合わないし、最初はCM観ても興味が湧かなかったんですね。

でも、それでは本当にただの食わず嫌いで終わってしまうと思って、えいっと観に行ってきました。

結論は、『面白い!』です。

人生の失意の中で、やっと手にしたチャンスがまた、よりによって麻薬の運び屋という超危険なミッション。

でも、やるしかないし、すべてを失った自分にはもうこれくらいしかないんだっていうような、投げやり感と、でも残した家族に対しての愛情が所々見え隠れするところが、また観るものの心を掴むなと思いました。

「家族は大事だ」という、その一言をここまで重く、深く言えるのは、修羅場をくぐって得た経験があってのものだと思うんです。

人生は、決して失敗ばかりじゃないこと、失意の中にも、大切なものを掴むチャンスがあること、老いもまた善きこと、人生はまっすぐに進んでいかないからこそ、偶然に見つけた景色に心打たれること。

そんな、沢山の教訓を、一人の人生を通して教えてもらえた気がしました。

仕事で忙しくて、最近家族にサービスしてないなって思う人とか、ただいま絶望絶頂期なんて人は、とても素晴らしい映画に感じられるのではないでしょうか。

もちろん、今はとても満足した人生を生きているという人であっても、きっと観て良かったと思えると思います。

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虹孔雀

4.5老いて尚

2019年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

スクリーンに戻ってきたその理由は、未だ“老いを迎い入れていない”点に他ならない。ふとした瞬間“彼そのもの”と見間違う点が、イーストウッド作品における一つの特質だろう。スクリーンに映し出される、目元に宿る鋭くも物悲しい眼差しは、過去諸々の総括の果てに行き着く、人生の悲哀が反映されている様で切ない。だから良い。幸福で幸運な期間は短い、そんな人の世を正直に切取る彼の作品はいつだって信用できるのだ。

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室木雄太

5.0淡々と進むが、最後は涙します

2019年3月10日
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泣ける

悲しい

知的

自暴自棄になりそうな主人公が、人生の最後に家族や友人、捜査官までに、述懐を込めてメッセージを送る。麻薬の運び屋は、彼の集大成になるのだが、老人のできることって何だろうとか家族の大切さとか、色んなことを考えさせられます。最後は涙無くしては観れませんでした。

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tkfight1981

4.0心の深いところにジーンときました

2019年3月10日
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さすがはクリント・イーストウッドという作品でした
予告を観てから、麻薬を運ぶという犯罪がテーマの作品かと思っていたら家族愛がテーマだったと思います
大量の麻薬を運んでるのにラジオを聴きながら歌ってるという呑気なおじいちゃんで、どんどん追い詰められる包囲網にハラハラするという事もなく予告のイメージとは違いました
クリント・イーストウッド演じるアールがブラッドリー・クーパー演じる捜査官に話す事が、クリント・イーストウッド自身が伝えたい事のように思えて、その言葉が心に沁みました
エンディング曲が映画にピッタリでした
観てとても良かったです

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小町

3.0クリントイーストウッドが

2019年3月10日
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粋な台詞を続々と発して魅せる
燻し銀の凛々しい「老い」。

死ぬまで拘り続けるべきこととは...
昨日より今日。今日より明日。

人生の終盤で高まる想いに戸惑いながらも
静かにしたたかに愛を運び続けた男が
家族を抱き締めるラブストーリー。
渋い。渋過ぎた。

クリントイーストウッドが人生の終盤に、よりヒューマンドキュメンタリー的な作品をリリースしていくところに興味がある。

なんてカッコいい老い方なんだ。
最高にヒーローだ。

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NobuNaga