「人生や老いと向き合うイーストウッドの姿」運び屋 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
人生や老いと向き合うイーストウッドの姿
公開当時、88歳?
映画に身を捧げたイーストウッドの姿が沁みる。
家庭を顧みなかった男が
仕事を奪われた後にお金も家族もなく
ありついた運び屋の仕事
歳をとってから得たお金で
彼は何を手に入れ
何を手に入れられなかったのか
老人特有の時代錯誤な人種差別や
頑固でマイペースな姿が愛おしくもあり
ハラハラさせる。
グラントリノでもおじいちゃんだったけど
さらにおじいちゃんなイーストウッド
彼の思う歳のとりかたや
人生観が沁みる
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