「デイリリーの花よ様に」運び屋 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
デイリリーの花よ様に
終始デイリリーの花が映像表現されて美しく見易い作品だった様にかんじました。1日で咲いて散っていくデイリリーの花の様に1日の為の努力と時間が必要な事が物語の全てに暗喩されていて切なくも笑えました。人種のサラダボールたるアメリカの見えない壁にも深く切り込んだのも凄い。開拓民であるアメリカンの土に対するこだわりも見えてほろ苦く爽快な物語でした。この映画を作るにあたり88歳のイーストウッドが90歳の役をするに至って年上の役は難しくて困った!と言った所は人柄の表れる話だなと感じました。
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