「古き良きアメリカ」運び屋 腹ぽにょさんの映画レビュー(感想・評価)
古き良きアメリカ
家族より仕事を優先していた主人公が、家族の大切さに気付いていくまでを描いた映画です。
犯罪に手を染めながらも、徐々に大切なものに気が付いていく展開が秀逸でした。
個人的には、主人公が「退役軍人」であることが、この映画に緊張感をもたらしている一つの要素ではないか、と感じました。
「俺は戦争に行ったことがある。お前なんか怖くない。」
依頼主であるメキシコ人に脅された際、主人公が言ったセリフです。このシーンは中々印象に残りました。
対照的に、「運び」の最中に流れる音楽は、映画に癒しをもたらしてくれています。
久しぶりに、アメリカの王道の映画を見た気がしました。
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