「ん?これって、凄いのかな?」運び屋 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
ん?これって、凄いのかな?
外面が大切と信じて生きて来た爺さんの老後の話。自分の好きな百合の栽培という仕事とその品評会に時間の全てを注ぎ、家族を全くないがしろにしてきた爺さんが、ネット販売が広がる中で売れなくなり借金で農場を差し押さえれて無職になる。ふとしたことから紹介された運転する仕事を始めて大金を得る。遅からず「麻薬運んでんだな」と気づくが、関係なく運び続けると、成功率100%の運び屋に。…以下は観てくださいってわけだが…
以下についてもあらすじを書いてみようかと思ったのだが、実はうまく書けなかった。いったいこの映画の焦点はどこなんだろう。
「7文字にまとめなさい」という問いに答えるとしたら、「いろいろあった」という映画なのか?
教訓は「俺のようになるな」なのか?
それとも教訓とかこの映画から得られることとか考えずに、ただ淡々と爺さんの人生を見つめてみろなのか?
こんなことがあったよ、という映画。いいのか悪いのかはあなたが考えることで、映画はそれを主張しないよ。自分で考えな。という映画なのだろうか。
自分は、こういう生き方をしないようにしよう。
アメリカ、そしてイーストウッドの回顧と贖罪か、という評もみたが、ヤク運んでるおっさんに諭されてもなあ。本人は、その金で不義理してきた家族に少なからず愛を?返してるって、どんな話やねん!
…という不思議な実話なのでしょう。やはり、自分の中では全く消化できない。
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