「何を罪とするか」運び屋 こたさんの映画レビュー(感想・評価)
何を罪とするか
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腑に落ちない作品でした。
仕事を優先にするあまり家族を蔑ろにしてきたアール。
そのせいで家族からの信頼は0
その失った信頼を何とか取り戻そうとする作品です。
家族において大切なのはお金ではなく一緒にいる時間だ
という考えに感銘を受けました。
お金も大事ですが家族も思いやらないとですね。
クリントイーストウッドの脇を固める配役も豪華で
演出もだんだんと警察が近づいてくる感じがハラハラして面白かったです。
が、
いくらなんでも上手く事が運び過ぎな感じがしました。
やばい仕事を受けながら持ち前の対人能力の高さで麻薬の売人とも絶大な信頼を築き、終いには大元のボスにパーティに誘われるまでになる。なれるの?そこまで?
家族を蔑ろにしてたのは確かで一人娘の結婚式をパーティですっぽかしてたりしていたのになぜあんなに「アール可哀想感」を出せるのか。
仕事がいよいよヤバくなってきたところで都合よく警察に捕まるとことかも都合良すぎて。
クリントイーストウッド作品なのでクリントイーストウッドが結局かっこ良く描かれるのは分かっていたんですが、、、
ひねくれずに見れば感動できる良い作品ですが、、、
もう少し真面目に描いても良かったのでは、
まあ実話が元なのでどうしようもないのですが。
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