「家族の多くに見放された孤独な老人の姿が物悲しい。「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」それは何だったのか?」運び屋 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の多くに見放された孤独な老人の姿が物悲しい。「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」それは何だったのか?
Movix堺で映画「運び屋」(The Mule)を見た。
日曜日で朝一番の上映回
子供連れがすごく多い。
劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル
映画ドラえもん のび太の月面探査記
が上映されている。
なるほど、これのせいか。
来週からはこれに
映画 しまじろう 「しまじろうとうるるのヒーローランド」
映画 プリキュアミラクルユニバース
が加わるらしい。
「運び屋」、原題のThe Muleをググってみると、
麻薬を密輸するために, 外国からの運び屋として雇われるしろうと旅行者、
drug muleともいう。
87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。
クリント・イーストウッド自身も今年で実年齢89才のじいさまだ。
出演作としては「グラン・トリノ」(2009年)以来10年ぶりだと思う。
主人公クリント・イーストウッドは農場を差し押さえられて住むところにも困っているところだった。
孫娘の結婚前のパーティに現れたときにたまたま出会った男に「運転するだけの楽な仕事がある」と持ち掛けられ、試しにやってみると大金を得られた。
それは非合法な仕事だった。
物語はたんたんと進むが、家族の多くに見放された孤独な老人の姿が物悲しい。
エンディング間際の主人公の言葉が
「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」
それは何なのか?
答えを聞いて腑に落ちた。
上映時間は116分。
長さは感じない。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
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