温泉しかばね芸者のレビュー・感想・評価
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それが貴方のしかばね芸者
パイオツ…パイオツ…パイオツ…ナニヤツ!?
諸々の粗を振り切る強烈なパンチは期待していた程でもなかったけど、「脚本に書いた物語が現実でもその通りになる」という設定が好きで面白く観られた。
出来上がった物語ではなく、現在進行で書き進めている最中なのが良い。
書いたことが現実に、と気付くのが早すぎるのは少し気になったけど。短尺なので仕方ないか。
脚本家の村井がいないと菊乃は「しかばね芸者」として蘇り人を殺しまくれないし、菊乃がいないと村井はこの世界で輝けない。
どちらが操る側なのか、二人の無自覚な支え合いと憎しみ合いと共倒れにキュンキュンするじゃない。
それが共鳴なのかどうかは分からないけど、確かに繋がるものを感じた。
クライマックスは花火より血飛沫を希望したい。
しかばね芸者はかっこいいし村井は大好きなチェーンソー片手に大興奮だし、せっかく胸熱な展開だったのにそこで軽く扱われてしまうのが少し残念。
サイケデリックな映像ドラッグ的にしてくれたらまた違った印象だったかもしれないが。
細かくてゆる〜いギャグが心地良かった。
すごく笑える訳ではないが、ずっと見てると癒されてくる。頭蓋骨もボンドでくっつけよう。
聞き取りづらいけど独特な単語や言い回しの多いセリフも好き。タイトルもしかり。頭悪いんだか良いんだか。
なんとなく東野圭吾の「名探偵の掟」シリーズを思い出した。
視点は違えど、創り手事情と登場人物の攻防のような設定には惹かれるものがある。
火蛇雀村
その昔、手籠めにされて自害した芸者の恨みが残る地で映画撮影を目論みロケハンに訪れたクルー達に起こった話。
自主製作のドタバタゾンビコメディとはわかっていたけど…ホントそのまま何の捻りもなし。
拘るところじゃないけれど、芸者じゃなくて飯盛り女?
劇場は乾いたわざとらしい笑いのオンパレード…完全否定するつもりはないけれど、ホントに笑っていますか?ギャップのない笑いは難しいですよという感じ。
つまらないとは言わないが、評価出来るところもなく引っ掛かったのは曲ぐらいかな。
舞台挨拶は見ないで引き上げたけど、どこぞの大学の卒業製作なのね…。
内輪の評価は毒ですよ!
期待を込めて次こそお願いします。
瀬々監督の推薦を疑ってしまった
ゆうばり映画祭の評価もやはり疑ってしまう。
学生映画としては評価?されているのかな。何だろう、ああいう映画もあっていい的な事を瀬々監督が言ってたけど…
ストーリーは突っ込んでもしゃあないので、面白くないとしか言いようがない。
役者さん?なのか、素人さんなのか、もはや演技で見せようとか、映画的な発想ゼロで観ているコッチが興ざめする。あのゾンビに襲われるところ…酷いと思う。
映画はB級も大事!とは思うけど、コレはC級です。
うーん。。。。
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