波乗りオフィスへようこそのレビュー・感想・評価
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これを観る対象は誰なんだ?
最大の疑問があるがまぁそれは仕方ない。
内容に期待しよう…と観たが関心をもつ対象が狭まる感じ。
地方にサテライトオフィスを作るから人材募集…で人が集まらんからサーフィンとかレジャーご近くにあるからって釣るやり方。
少人数しか雇わないし、地域が発展するような話でもない。
田舎にオフィス作った話に枝葉末節つけただけ。
田舎ならどこにでも転がってる話を今さらと思う。
飲み屋は少ないし、地元の若い娘はそんな仕事に着いてくれないから、外国人を雇うのは当たり前。
私も四国の右下(笑)の町で早朝コンビニに寄ったらオープンカーが来て、ロシア美人とアジア系の女の子が数人現れた時にはビックリしたが、田舎の飲み屋はそんな女性たちに支えられているのが現実で、地域住民の偏見やトラブルがあるため作中の雰囲気もそのとおりだ。
地域創世を謳ってはいるが、正直こんな事で地域が変わるとは思えないし、何もしないよりはマシ程度である。
人が多ければ多いなりに競争しすり減る。高いレベルに生きる人も増えるがより多くの敗者を生み出し腐らせるとも言える。
逆に人が少ないと競争はない…がそんな所に集まる金はない。金が無いところに人は集まらず、発展しない。
都会と田舎どちらも違った意味で澱んでいくのが透けて見える。
関口くんが気になって観た。
政府御用達映画のようだった。
都会で仕事するより、地方で仕事をする方が合理的。
そんな匂いを醸したて、人は寂しいのだと囃し立て、無理矢理地方での暮らしを画策してるように思えてならなかった。でも、そこに踏み込む為のシンドさと乗り越えるアイデアは余りに陳腐だ。選択肢を創り出す人でありたい!仮にそれが答えだとしたら…。
必要なのは儲けは必要最小限に抑えて仕事をする。
そんな覚悟だけなのだ。
日々の生活に必要なものとは一体何かを見つけ出し、其れだけを生み出す。そんな行動だけがいま必要とされている。そんなコトを教えてくれた。
そんな映画だった。
関口くんが其れを語っていた。
某国の国営放送の鉄道番組で旅する彼のイメージから離れられなかった。
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