ばるぼらのレビュー・感想・評価
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カッコつけすぎの映画かな
手塚治虫のこの類の漫画は好きです
この映画、少し気張りすぎ
特に音楽、ボリュームも大き過ぎ
映像も凝っていたが、汚いところの撮り方が甘いのが気になった
もっと汚れた様子を撮って欲しかった
皆様の意見通り、二階堂さんのヌードが思ったより美しかったのは〇
大人な世にも奇妙な物語
オープニングから独特な雰囲気。
ちょっと期待。
音楽も独特。ジャズ。かっこいい。
セクシーな世にも奇妙な物語という感じですが、ストーリーは薄め。キャラも魅力的には思えない。どこにも感情移入出来ない。
漫画だったら不思議に思わないかもしれないけど、実写にすると無理な設定が多くて、「プッ」っと何度か吹き出してしまった。
何見せられてるんだろう、、、と。
セクシーなシーンが多いですが、音楽流れてオシャレな感じになっているので、なんか、、中途半端。
変態性は無いかな。普通。最後は引いたけど。
官能的といえば官能的だけど、誘い方もプレイ内容?も単純でイマイチだった。
文学的ではないと思う。単純で行間がない。
好みの問題かも。
二階堂ふみファンは必見。綺麗です。
稲垣吾郎ファンはどうかな?
なんか演技が下手に見えてしょうがない。
非現実的過ぎて渡辺えりも下手に見えるから、演出の問題かな。
何というか、、、
原作を読んでていたら観賞しなかったかもしれないけれど、観賞してから「原作」の背景や「手塚治虫」先生のことを知ったら、もう一回映画を観たくなる微妙な作品でした。
何と言っても、予告編やチラシの出来が素晴らしいのだと思います。
主演2人の演技を賞賛する声が多いようですが、映画作品としては、自分としては「う〜ん」と唸ってしまいました。ビジュアルも綺麗だし、音楽も良いのだけど、世界観をもっと追求できたのでは?と。少々辛口気味です。原作あっての、本作なんですね。
手塚作品はほとんど読んだ事がないのです。
「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「火の鳥」「ブラックジャック」、タイトルは知っているのに、手塚作品はほとんど読んだ事がないのです。「ちゃんとした」少年向け漫画の作品の作者という印象しか無かったのです。
しかし映画鑑賞後に、手塚治虫のことを知っていくと「白手塚」と「黒手塚」が存在したのだと改めて知りました。
私の身の周りに「手塚作品」が全く無かったのも、「黒手塚」のことを知った両親が私の目に触れないようにしていたのかも。
少し、黒手塚の世界を知ってから、もう一回映画観賞するか考えてみたいと思います。
洋画みたいな
芸術か猥褻か?
コロナの影響で曇りっぱなしの自分の眼が情け無い
いわゆる芸術作品の評価の一面として、何かの方面で才気あふれる人が独りよがりの表現をして、それが一部の、或いはもう少し広い範囲の人たちから熱狂的に評価されるというケースがあると思います。評価した人の中にそれなりの人がいれば、更に評価自体が権威付けられたりして、本当はよく分からないながらも良いものだと思って受け入れる人(私みたいな)が増える。そういうことがあると思ってます。
しかしながら、コロナや世界的な気候変動のように、ある意味で地球に暮らす人類全体に対して、極めて平等になんの差別も格差もなく襲ってくる災い(対応能力の環境格差の話は別として)に直面しているさなかだと、なんだか微妙でした。
運が悪いというか、タイミングが悪いというか。
あくまでも私の個人的な心の持ちようの問題なので、普遍性も説得力も無いとは承知のうえですが、〝今観るべき映画〟とはどうしても思えなくて、ちょっと落ち込んでます。
何を言ってるんだか、よく分からないレビューになってしまいました。
すみません。
60’s on 20's
原作呼んだのは30年以上前になります。
原作の記憶はほとんど残ってません。
手塚先生はスターシステムをつかいます。
最初稲垣さんを見たときはロックそっくりだと思いましたので主人公は自然とロックだと勘違いしてみてました。ロックはどちらかというとヒールで頭が良く利己的でずるがしこいというキャラ。
美倉洋介は全然違うキャラなのに・・・最初、思い込みで全然違うキャラをあてはめてみてたため混乱してのですが、意外になじむ、眞監督は美倉をロックで撮りたかったのかと思えるほどに馴染んでました。
二階堂さんのばるぼらは、稲垣さんのロックに比べるとソックリというわけではありませんが雰囲気はちゃんとばるぼらでした。その辺は流石です。手塚作品にでてくるフーテンの女性のエッセンスが入った違和感のないものになってました。
街の絵は現代の風景なのに、なぜか60年代の混沌感がありサイケデリックに落書きされてもいましたが世界観も再現できたのではないでしょうか。
大人ファンタジー
映像が綺麗、二階堂さんの目がすごい
びっくりした。
ただただ美しい。
漫画 #ばるぼら は大人になって映画を見る前に3話まで読みました。
それ以降読まなかったのは余計な先入観を自分に入れたくなかった為。
でも、やはり初めからなんの知識もないまま見たら、正しい評価が出来ないと思ったので、3話までにとどめました。
少し先が気にはなったけど、結果丁度良かった。
始めの冒頭部分の色々な疑問は漫画を読んでいたので解消される。
逆に内容を知っているので、リアルな世界にしっかり没頭出来て映画の世界観に存分に浸れました。
決してハッピーエンドではないけど、天才が芸術の女神に溺れていく様が本当によく描けています。
ばるぼらも美倉洋介も元世界に存在している。
渡辺えりさんのお母様も本当に素晴らしかったし、恋人役の美波さんも本当に素晴らしかったです。
人間の女性が一番怖いとリアルに思えた作品です
申し訳ないが手塚眞は映像作家であって、映画監督に向いていないのでは?
僕は手塚治虫先生のフアンで、出版された作品の大多数は読んでいますし、ほとんど持っています。もちろん、「ばるぼら」も持っていますし、何度も何度も読み返し、今も大切に僕の本棚にあります。なので、今回は、非常に期待と不安を混ぜ合わせた状態で観ましたが、不安の方が正解でした。さすがにこれはないでしょう、いくら何でも。お父様が草葉の陰で泣いているぞ!
漫画未読でこの映画を観たら、頭の中は???状態と思います。知っていても、「ふ~」という深い溜息しか出ません。二階堂ふみも、もう大女優なのだから、仕事を選べば良いのに。確かに、彼女は適役かもしれませんが、彼女の裸体が痛々しくて、僕には観ていられません。昔、「恋人たちの時刻」を観たとき河合美智子の裸体を痛々しく感じたときと同じ感覚になりました。また、もっとミューズとして納得できるシーンを示さないと、理解できないと思います。そんなんだから「二階堂ふみはアルコール依存症のフーテン娘役・・・」という、へそで茶を沸かすような、とぼけたネット記事を書かれるんです。違うでしょ、もう。
稲垣君は映画俳優としては、草薙君の域にはどうしても到達できません。美倉役は、彼の人柄が良さがにじんでしまい、漫画ほどの困った人物像(異常性癖・性欲、最後は狂人)になっていません。
そもそも手塚眞は映画監督に向いていないのではないでしょうか。「ばるぼら」を映画化したいのなら、プロデューサーに徹した方が良いのでは??そのことはずっっっと前から感じていましたが、それでも、手塚治虫先生の息子だし、才能はあるのだから、今度こそは、と思って封切り初日に観に行ったのに・・・非常に残念です。以前、筋少のオーケンが彼の映画を観て「何が面白いのか全然わからなかったが、かなり時間が経過したのち、わかった」みたいなことを何かに書いてありましたが、僕は今回も含めて、ずっと前から理解できないままです。
また、昔から思っているのですが、手塚治虫先生の作品は映像化が実は非常に難しいと思っています。日本漫画に初めて映画的手法を取り入れたことは周知の通りですが、作品の完成度の高さと、漫画での表現が最も適した内容が、映像化を阻むと思います。だから、案外とアニメも微妙なのです。もし、実写映画化して上手くいく作品があるとすれば・・・「陽だまりの樹」くらいでしょうか。おそらく。とにかく、悲しい気持ちです。
二階堂ふみの裸の無駄遣い
父の作品に見た真監督の70年代
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