劇場公開日 2020年11月20日

「苦痛のひとこと」ばるぼら はちさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5苦痛のひとこと

2020年12月3日
iPhoneアプリから投稿

脚本通りに撮って繋いだものを観せられた気分。
どんな映画もエンドロールまで観る主義なのに、数年ぶりに途中で退室したくなった。タダでもつらい。
後半に何かあればと頑張って最後まで観たが、最後の最後まで、手塚治虫の世界観もまっったく感じることなく終わった。同じセリフなのに、何も伝わらない、何も感じない。照明も中途半端でばるぼらの母親のシーンはまるでコントのよう。ちゃんと芝居してる俳優陣が心底可愛そう。
二階堂ふみの体の美しさで何となくイイモノ観た気になっちゃうけど、何の魂も感じない照明のせいで、脱ぎ損に見えてしまう。彼女の体が美しいのであって、映像はまったくもって美しくない。
帰りの電車はモヤモヤしかなかった。

はち