死体が消えた夜のレビュー・感想・評価
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つくりが雑やわぁ~
「ロストボディ」を観たことがなくて、こちらを先に見た人が多い事に、かなり驚いた。
「ロストボディ」を既に観たことがあれば、ストーリーが面白い事は分かるだろうし、
逆に「ロストボディ」での大きく衝撃を受けた故に、このリメイク版の粗さが目立って楽しめなかった。
(不倫の園に「住んでた痕跡がない」ってのも、セリフ一言で片づけられて、なんかやっつけっぽかった)
「ロスト~」のように、やっぱり最後は恨みを晴らして、殺してほしかったし、刑事の謎解きも、もっと綿密な感じで進めてほしかった。
ただ1点だけ、この作品が「ロスト」より良かったのが、不倫相手役の女の子。むっちゃかわいい。
そこだけは強調。
テレビで放送してたら、「ロスト~」は再度観たいと思うが、この「死体が~」は観なくてもいい。
オカルトかミステリーか。
冒頭はどちらなんだろうという展開。大財閥の妻に尻に敷かれっぱなしの大学教授の夫。未認可の毒薬で殺したはずの妻の遺体が安置所から消えてから、不可解な電話や手紙、電灯が点いたり消えたりの演出。不倫相手の学生にも魔の手が迫る。警察から遺体隠しと妻殺しを疑われ、取調べられるが、遺体はどこへ?まさか不倫がバレて、復讐のために生き返ったのか。実は取調べる刑事による壮大な復讐劇だった。妻を昔、財閥夫婦の車で、ひき逃げされ、遺体は隠され見つかっていなかった。妻の妹も当時事故に巻き込まれたが、奇跡的に助かっていた。遺体を見つけるために、妻の妹は大学教授の不倫相手になりすまし、二人で企てたのだった。執念たるや恐ろしいが、復讐を果たした後、特に何もない、何ともやるせないラストでした。
スペイン映画『ロスト・ボディ』のリメイク
前半は遺体安置所から亡くなった会長の遺体が盗まれ、その夫であるパク・ジンハンが呼び出され、尋問を受けるという密室ミステリー風な展開。盗まれた経緯やジンハンが殺害した記憶映像などを交錯させるだけさせて、彼が殺人犯であることを導き出そうとする様子がうかがえる。しかし、そもそも呼び出されたのは死体が消えたという点ではないのか?と、後半に入るまで疑問符が付きまとう。
ジンハンが精神的に追い詰められていく様子や妄想に苦しむ姿などは見ていて面白い描写が続き、推理するよりもサイコサスペンスといった雰囲気を楽しむことができます。ところが、終盤になると過去に起こったひき逃げ死亡事故が唐突に描かれ、呆気にとられてしまいます。途中にヒントのような未承認麻酔薬アンプルが登場したりして、後から思い出すと納得はできるものの、この意外性は推理しようがない!かなりずるい手法のプロットだと感じてしまった。
その他、納得できること以外にヘジンとの電話のやりとりなどは逆に不自然さも感ずるし、マンションの部屋が綺麗になってたことも説明がない。ジュンシクチーフの復讐劇であるなら、もっとそちらをメインにしても良かったんじゃないかな・・・
復讐劇
死んだはずの奥さんが本当は生きていて浮気夫に復讐するのか、誰かが何か目的があって死体を隠したのか、普通におもしろいと思って観ていた。結局刑事がひき逃げされて死んでしまった恋人の復讐の為に、恋人の妹と2人で女社長と玉の輿教授の夫婦を罠にはめた。
韓国映画にありがちな復讐劇で、ちょっと残念。
後半まで我慢が必要!
序盤の展開が結構退屈で寝そうになったことが何回かあった。このままだと相当つまらない映画になってしまうと思っていたら、後半はなかなかの展開に。
これってこういうことなのかな?って予想を上回ってきた。そっちの死体ってことね。そういう意味では面白かった。
で、冷静に考えて、殺したいほど憎んでいる男と恋人として付き合うフリをするなんて相当な演技力が必要だなと思った。
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