死体が消えた夜のレビュー・感想・評価
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土曜サスペンス劇場
ホラージャンルになってたがホラーじゃ無い。 スタイリッシュな土曜サスペンス劇場って感じだった。 ある適度の推理サスペンス好きの方なら途中でもう分かっちゃうと思う。分かるともう何も面白く無い。
テンポが悪い
恐らく結末から導かれたシナリオなんだろうと思うが、どうも監督はミステリーとオカルトの性質が似て非なるものであることを知らないようだ。勿体ぶった挙げ句の伏線回収はあたかも取って付けたかのようである。
ロストボディのリメイクってちゃんと謳って欲しかった
最初はホラーかと思ったが意外な展開に どんでん返しというか壮大な計画と緻密な計算による復讐劇 格差婚の 若い 大学教授 財閥の年上の嫁を 新薬を使って 殺害 死因は心筋梗塞 殺そうと思ったのは 教え子の女子大生に惚れてしまったため しかも妊娠させた 殺した妻の死体がいきなり消えたため 動き出す物語 酒浸りで やり手には見えない伝説のデカ 奥さん( 幼い妹がいる 婚約者とわかる)を 失っていることがわかる カタレプシー 新薬は8時間で効くっていうのが肝だから時間が入ってたのか
これはホラーか、サスペンスか…
これは面白かったなぁ 始まりはオカルト映画なのか?と思わせつつ、最後は社会批判も込めたサスペンス映画として完結した映画だった 大手製薬会社の会長で、大学教授(キム・ガンウ)の妻が亡くなり、その遺体が安置所から消えるという事件が起きる 刑事のジンハン(キム・サンギョン)は、夫から事情を聞くうちに、様子がおかしいことに気付き、疑い始める… この映画の下敷きには 韓国社会の問題点である格差社会がある 悪いことをしても、平気な顔をして生きている上流階級の人たちに対して 小市民が告発したところで、大した罪は問われない それならば、上流階級の人たちから酷い目にあわされた人たちが、 彼らにそれ相応の償いをさせるには、どうすればいいのか 何をしたらギャフンと言わせることができるのか という、韓国らしい「恨み」が、この映画のベースにはある しかし、前半では、そんな背景を一切感じさせず、まるでホラー映画のようなテイストでスタートする 主人公は、若い大学教授である 彼は、元々は庶民だったにも関わらず、年上の製薬会社の会長に気に入られて結婚し、苦労せずに上流階級への仲間入りを果たす ところが、ある程度の地位を手に入れたところで、若くてかわいい学生に夢中になってしまい、その地位まで引き上げてくれた妻を捨てようとする その教授は、観客からすれば、同情の余地がなく そんな庶民の風上にも置けないような奴は、どうにでもなれ!と思わせるようなタイプの人間だ そして、そこまで描いて、主人公が全ての観客を敵に回したところで、この映画の「本当に描きたかったこと」が暴かれるのだ その切り替えがお見事だった きっと、多くの観客の胸がスッとしたに違いない その全ては因果応報であり 悪いことをした人間には、後で必ず自分に振り返ってくるのである その中心にいるのが、庶民とはかけ離れた生活をしている上流階級の人たちであり、 だからこそ余計に、庶民が上流階級の人たちに仕返しする姿に観客は喜ぶという韓国らしさをはらんだ映画だった 時には笑えるところもあり、楽しめるエンターテイメント作品なので、ホラーが苦手な人でも安心してる楽しめ作品になっている
久しぶりな予想外展開の韓国サスペンス映画。
イタリアのリメイクみたいだけど、ホラー的な怖がらせ方で見せつつまさかの結末なサスペンス映画。映画ならではのトリックもあるけれど種明かしの展開はすじがきちんと取れていてびっくり。そうきましたか、って感じ。結末をいろいろ予想しながら見てたけど全てハズレでした。面白かった。
消えた死体は
たった一夜の出来事である必然性が面白い。 度々挟まれる時刻表示にもきちんと意味がある。 製薬会社だからってそんな作品に都合の良すぎる薬を作られてもね…とは思いつつ。 テンプレのような破天荒刑事のキャラが逆に胡散臭くどうも鼻について、主人公ジンハンを応援しながら観ていた。 不倫の果ての妻殺しと、やってることは酷いことこの上ないんだけども。 支配的な妻の態度から、彼の心の平穏を思うと致し方ないような気になってくる。 操作の方向と主人公目線の主軸がズレたまま進んでいるかと思いきや、突然の展開と強制的な転換に驚いた。 消えた死体、なるほど。 綺麗などんでん返しに綺麗な終わり方で納得できるし面白かった。 しかし考えれば考えるほど無理があるような。 せっかく魅力的な妻のキャラが落ちてしまうし、ヘジンとの電話に矛盾があったり、伏線ともいえないお粗末なポイントが多くてなんだかなというかんじ。 説明的すぎるネタバラシとミスリードを誘うあざとい要素が多くて少し萎えてしまった。 ちょっとしたオカルト風演出やどんどん追い詰められる主人公の変わり様が好き。 最初は結構頭の回転が良くて、一瞬でアリバイ工作もできる彼の詰めの甘さやボロが出てくる瞬間は苦しくて楽しかった。 期待していたドス黒い感情の絡みや妻の策をあまり観られなかったのが残念。 話自体はよく出来ていて面白い。案外普通の謎解きサスペンスだった。 二時間ドラマや小説で出会えばまた違った印象を受けていたかもしれない。
迷路
180本目。 緊張と緩和のバランスが絶妙。 入口は入りやすいけど、進むにつれどんどんハマってく。 ちょっと間の抜けた感じの人が、オカッパってのも鉄板と言うかベタだけど分かり易い。 ただ観終えて思ったのは、作品の為なら都合のいい薬を作っちゃえばどうとでもなるなと。 あと月曜日メンズデーで1000円で観れたのが嬉しかった。 ちょっとしたクリスマスプレゼントかな。
カタレプシー
嫁に頭が上がらない逆玉教授の完全犯罪失敗物語。 浮気相手に子供ができたことを切っ掛けに完全犯罪を目論んで嫁を殺したが、司法解剖を前に遺体が消えてしまい疑われてというストーリー。 サスペンスではあるけれどちょっと話が唐突で、その後説明的に辻褄を合わせて行く描写が多く後付け感がある。 大した権力だなってお前がいうなという冒頭からのながれだし、ミスリード部分は最後まで辻褄が合わないし、話自体はつまらなくはないけれどサスペンスとしての衝撃や面白さはあまりなかった。
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