「オカルトかミステリーか。」死体が消えた夜 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
オカルトかミステリーか。
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冒頭はどちらなんだろうという展開。大財閥の妻に尻に敷かれっぱなしの大学教授の夫。未認可の毒薬で殺したはずの妻の遺体が安置所から消えてから、不可解な電話や手紙、電灯が点いたり消えたりの演出。不倫相手の学生にも魔の手が迫る。警察から遺体隠しと妻殺しを疑われ、取調べられるが、遺体はどこへ?まさか不倫がバレて、復讐のために生き返ったのか。実は取調べる刑事による壮大な復讐劇だった。妻を昔、財閥夫婦の車で、ひき逃げされ、遺体は隠され見つかっていなかった。妻の妹も当時事故に巻き込まれたが、奇跡的に助かっていた。遺体を見つけるために、妻の妹は大学教授の不倫相手になりすまし、二人で企てたのだった。執念たるや恐ろしいが、復讐を果たした後、特に何もない、何ともやるせないラストでした。
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