ゴジラvsコングのレビュー・感想・評価
全176件中、141~160件目を表示
ゴジラ vs コング…最高!!
待ちに待った公開。4DX3Dにて鑑賞。
コロナに打ち勝って、公開。ゴジラvsコングの戦いは、熱くなりました。そして、メカゴジラの登場…ゴジラが、止めを刺すのかと思いきゃコングが、ゴジラの放射熱線を上手く巨大斧にエネルギーを溜めて、斧でメカゴジラを倒します。小栗旬の登場は、納得いかないものでした。ゴジラ映画としては最高です。
カオス
もはやどういう時代設定なのかもわからん…
何でもアリか…?
多分日本のゴジラファンはこんな物語を期待していないんじゃないかなー?
アメリカ~香港間がリニアみたいな乗り物でアッと言う間。
地下巨大空間?さらにそこにゴリラの王座?
ゴリラ専用斧?ゴリラの斧をセットしてライトアップ?どんな文明よ。
ただ最後にゴジラとコングが協力して戦うのにはちょっとだけウルっと来た。
あと女の子が可愛い。
芹沢くんはわざわざハリウッドまで白目剥きに行ったようなもんだな。良いとこなしw
怪獣王はどっちだ?
モンスター・ヴァース第4作。
IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞(3D,字幕)。
二度の延期を経て、ついに公開。首を長くして待っていましたよこの時を。ゴジラとキングコング、日米怪獣スターの59年ぶりの究極対決がハリウッドでつくられるなんて。ゴジラ勝つかコング勝つか。世紀の大決斗のゴングが鳴り響く!
まさかのコングのモーニングルーティーンからスタート。おケツ掻き掻きからの大投擲で空に亀裂が。コングはドームの中に閉じ込められていたのでした。そこからのオープニングがカッコ良過ぎました。これから始まるぞ、ワクワク!
オープニング明けに早速ゴジラ登場。モンスターバースでは描かれて来なかったゴジラの徹底的な破壊によって、何かおかしなことが起こっているのが明白。どうやらエイペックスと云う大企業が陰謀を企てているようで…?
見事な導入部だと思いました。ここから畳み掛けるようにゴジラとコングの海上での第一ラウンドへなだれ込み、そこからはあれよあれよと突き進んでいく怒涛の展開。スピーディー且つ、本編の殆どで怪獣が暴れていると云う怪獣映画ファンには堪らないご馳走みたいな仕上がりでした。
コングと心を通わせる耳の不自由な少女ジアとコングの交流が微笑ましかったし、コングの秘められた知性が判明するシーンなど、驚きの新設定が次々に解禁されました。
驚きと言えば(海外で発売されたソフビの情報で分かってはいましたが)メカゴジラの登場。歴代メカゴジラへのオマージュが詰め込まれていてニヤニヤ。パシリム的要素も良き。
これまで語られて来た地下空洞世界もついに本格的に登場しました。ロスト・ワールドな怪獣無法地帯的世界観に興奮が止まりません。重力が反転する設定も興味深かったです。
地下空洞で、ゴジラの背びれでつくられたコング・アックス(勝手に命名)を手に入れたコングは、メカゴジラを求めて香港に上陸したゴジラとの第二ラウンドへと突入!
「キングコング対ゴジラ」では無かった市街戦は興奮の坩堝でした。コンクリート・ジャングルを駆けるコングを追うゴジラの熱戦。肉弾戦に次ぐ肉弾戦に香港は瓦礫の山に。
コングには欠かせない電気ショックも登場。瀕死のコングに強烈な心臓マッサージ。電気浴びせると元気百倍するんだ、ポパイにほうれん草食わせたように。帯電体質にはならず。
古からの因縁に加え、旧作と同じく人類の企みによって激突した二大怪獣の死闘は互いに譲らぬ戦いぶりを見せ、果てしなく続くかに思えましたが…大方予想はついていたけれど、これに熱くならない人っていないんじゃないか。メカゴジラを倒すために繰り広げられた夢のようなタッグバトルに興奮のボルテージは最高潮に達し、涙がボロボロこぼれました。
怪獣のシーンは大迫力でしたが、前作にも増していい加減なつくりの人間ドラマ部分にはうんざりさせられました。
モナークの深刻顔面係は芹沢博士からラッセル博士にバトンタッチされましたが、前回はあんなに頑張っていたモナークが殆ど役に立っていない。エイペックスには騙されるし当のラッセル博士も分からないことだらけで右往左往。
エマたちの活躍は際立っていましたが、雑さは拭えず。何もかもがあっさりしていましたし、伏線になっていたのかなっていなかったのかはっきりしない方法で事態を収集してしまいました。その程度で解決してしまうんかい(笑)。
アダム・ウィンガード監督は両者の戦いに勝敗をつけると明言していましたが、これってどう解釈したら良いのか?
ゴジラは地上生態系の王、コングは地下空洞の王、と云う棲み分けか。ならばケリはついたことになるとは思いますが…
本作のコロナ禍以降最大のヒット&前作越えの大ヒットに、ユニバース終了が撤回され非常に喜ばしい。次はいよいよ「怪獣総進撃(デストロイ・オール・モンスターズ)」か!?
[余談]
芹沢蓮が掘り下げられず仕舞いで、いてもいなくてもどちらでも良いような役柄に、日本人として悲しくなりました。
行動理由も明確でなく、期待していた父親への言及やエピソードも皆無。これでは親子設定にした意味が無いのでは?
小栗旬が不憫です。
せっかくのハリウッド・デビューだったのに…
[以降の鑑賞記録]
2021/11/21:Blu-ray(吹替)
2021/12/17:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2024/01/01:日本映画専門チャンネル(字幕)
※修正(2024/01/01)
大画面で怪獣プロレスを楽しむ
お話はご都合主義が強めの微妙なかんじで惜しい。
大画面で楽しむ怪獣対決。
特撮最高でゴジラさん男前!コングさんロリにやさしいねというかんじでした。
お金と愛情たっぷりそそがれている怪獣映画です。
非常にもったいなかったのがメカゴジラのデザインでひどいもんです。
誰か注意してくれる人はいなかったのか?
ゴジラのテーマもほしかった。
怪獣☆プロレス
基本的には怪獣同士がプロレスしてるだけでストーリーらしいものはあんまりない感じなんで、大画面で暴れる怪獣が見たい人向け。
芹沢博士の扱いがあんまりだったりと日本版ゴジラのヒューマンドラマ的な部分が好きなひとにはいまいちかも。
ハリウッド版東映漫画祭りみたいな感じなんでパパと息子さんで休日に見る映画としておススメです、地球の中の空洞、ゴジラの背びれで作ったエネルギーを吸収する伝説の斧、ゴジラとコングのツープラトン攻撃、メカゴジラのプラズマパンチ(無駄に回転しててかっこいい)と男の子の好きな要素満載です。
これぞ、現代の大怪獣バトルです。
IMAX3D 鑑賞して、大正解。
ストーリーどうのこうのよりも、
アクションの迫力に圧倒され続けた時間でした。
前作、予習しなくても大丈夫ですが、
予習したほうが、話に入り込める。
小栗さん、ちょっと残念だったな(笑)
微妙・・・。
ほぼコングが主人公でゴジラは扱い悪かった気がします。VSモノで1番やって欲しくない共闘してたのもあまり好では無かったです。
小栗旬は白目じゃないといけなかったのだろうか?
ゴジラVSコングというより。。
うーん、ゴジラ対キングコングではなく、
ゴジラ対メカゴジラでした。
で、メカゴジラをまぁまぁ強く作っちゃったんで、ゴジラ一匹じゃ勝てないからさっきまで戦ってたキングコングが今度は加勢して、
ゴジラ・キングコング 対 メカゴジラ
の話になりました。。
えーー?ゴジラとキングコングの、最強はどっちだ?!って話じゃなかったのーー????こういう詐欺まがいの宣伝、予告編ってどうなの???と疑問に思いました。
せっかくの小栗旬さんも、メカゴジラを操る人でトランス状態になるから操縦席に乗るたびに白目むいてばっかりで、小栗旬さんの無駄遣いしないでーー!!!とモヤモヤ。。
うーん、個人的には雨の中をわざわざ見るほどのクオリティではなかったです。
ゴジラかコングか、どっちが強いのかちゃんと提示してください、と思いました。
まぁそもそも水爆実験で誕生したゴジラが、神話の時代からコングと闘ってたなんていう設定に無理があるのでやな予感してましたが、予感的中でした。残念。
面白かったけど、ゴジラ映画じゃないですね。
絶賛するコメントはたくさんありますので、逆向きのコメントを。
過去のキャラクター設定を全て忘れて、今作だけのゴジラとキングコングだと考えて観ると楽しい映画でした。
アメリカ制作だから仕方ないのかもしれませんが、ゴジラが原水爆実験で生まれたということは忘れられてます。そして、コングは手話できるようになってるし。
しかし、人間の管理下に収まるコングと、手がつけられないゴジラが正面から戦うというのはちょっとナンセンスだと思います。協力してメカゴジラを倒したら休戦状態になるというのも、なんだか腑に落ちません。最後にコングはヨレヨレ状態だったのだから、ゴジラはコングにトドメを刺せたはずです。
設定といえば、地下空間に玉座がありましたが、あの空間や仕掛けを作ったのはゴジラやコングじゃないですよね。コングの武器になっていた斧も別の存在が作ったようです。斧にエネルギーを充填できたり、ゴジラの熱線を防いだり、全体として都合の良いことが起きすぎです。
スピード感や疾走感は観ていて楽しかったですが、世界観をもう少し丁寧に設定しないと何でもありになってストーリーがペラペラです。次回作の脚本では、散りばめられた伏線を回収するのが大変そうです。あぁ、回収せずに忘れるというのもありですね。
そして、香港である必要性はあったのでしょうか?
ゴジラ、コング、メカゴジラの決闘の地が香港でしたが、香港である必要性は無いですよね。逆に、日本は出てきませんでした。なぜでしょう? ハリウッドも中国市場を取り込む必要があるということでしょうか。
また、小栗旬は唯一の東洋人だったとおもいますが、芹沢という名前の意味が全くありませんでした。前作の渡辺謙との関係も分かりません。セリフがほとんど無くて、メカゴジラを操作するために白目をむいている場面だけが印象に残りました。
今作は日本要素はゼロだし、ハリウッド版の次回作が「宇宙怪獣が攻めてきて地球怪獣軍が迎え撃つ」というようなアベンジャーズの怪獣版になっても驚かないですね。
でも、個人的には西暦2000年前後の東宝ゴジラが好きなので、東宝さんにその路線でまた作って欲しい。
このままでは、ゴジラはアメリカのキャラクターになってしまいます。
大味
そもそも雑な企画だから、ある程度は仕方がないとは思うけれど、設定と脚本が終始ご都合で雑で幼稚でいかにもレジェンダリーな映画だった。
科学者同士の会話で「鮭の遡上」だの「鳩の帰巣本能」だのインテリジェンスが低すぎる。
怪獣のサイズも場所によって大きくなったり小さくなったり。
子供向けというよりは子供だましといった印象。
最近の映画の中では割と尺が短い方ではあるけど、少し長く感じた。
メカゴジラの存在を隠し通した配給は良い仕事をしたと思うが、
(※ネタバレ表示してるのにタイトルにメカゴジラと書いてるレビューはありましたが、レビューにコメント出来ないのでそのままになってますね。どうにかしてくんねえかな)←コレなくなりましたね。(後日追記)
前作同様、吹き替えのキャスティングが酷すぎる。キャラクターの体型、骨格と吹替えの声がまるで違う、または著しく技術が低い。タレントがやるなとは言わないが適材適所を心がけて欲しい。
中国資本にどうこうの言うのは今更ナンセンスだとは思うし、香港はゴチャゴチャしてて壊し甲斐のある街だと思うが、ゴジラとコングの映画なんだから東京とニューヨークは舞台にして欲しかった。
とにかくツッコミどころは多いけど、60点満点のジャンル映画で40点くらいはとれてたのではないでしょうか?
vsものは勝敗を有耶無耶にするのが常套手段ですが、それなりに勝敗も付きましたし。
4DXオススメです♪
ゴジラに合わせてでっかくなったコング
正直内容はアンダーワールドというとんでも設定で妙にSF要素を盛り込んで現実離れしすぎてしまいイマイチなんですが、もうそんな細かい所はどうでも良い!
ゴジラとコングが、壮絶なバトルを大スクリーンで街を破壊しまくりながら大暴れするのを観られるだけで大満足なのだ♪
コングを輸送する船、空中輸送、ゴジラの口にに樹を突っ込むコングの攻撃など、東宝の「キングコング対ゴジラ」をリスペクトするシーンも多々ありオールドファンもニンマリ♪
特に4DXは水しぶき演出が多めで、ゴジラとコングのバトルに合わせて激しく動くシートは「シートベルト要るんじゃね?」というぐらい動いて大迫力でした♪
ゴジラとコングの雄叫びの時に出る飛沫も水演出で飛びます!
(^○^)
ただメカゴジラは強いんだけどもう少しカッコ良くて、出撃前のドックシーンや、目から胸からのビーム兵器があったらもっと良かったかな?
ゴジラ「コピー商品は許しません」
今週はこれくらいかなという事で観賞
前作KOMは観ましたがあんまり良い印象が無かった
ので不安に感じていました
先に感想を述べると
今作はなかなか楽しめたと思います
設定等ツッコミたくなる場所もいくつか
ありますが…まあいいやと
前作はあまりに退屈で
異常な感覚の人間しか出てこないパート
暗くてよくわからないバトルシーン
伊福部彰の曲使用は冒涜だと思うレベルでしたが
シン・ゴジラ観た後だから余計そう感じちゃった
のかもしれません
人間対ゴジラのノリの作品とは別に
考えるべきだったんですね
今回はゴジラが暴れる理由が
とある大企業の陰謀なのですが
コピー商品を許さない法務部的で
なんだか笑えました
小栗旬の役はそこまで重要性
あったでしょうか?
ダウンロードしただけで強くなる
とか色々謎が多いですが
考えたら負けなのでしょうw
お気楽に見られる作品だと思います
大迫力の怪獣映画
前作、前々作と同様、バトルは大迫力でかっこよく素晴らしかった
最後の強敵にあのゴジラが苦戦するが、コングとゴジラの共闘により撃破するシーンはグッとくるものがある
地下空洞の重力反転の設定がよくわからんこと(というよりその設定いる?)
小栗旬がただ日本人だからってだけで呼ばれた感があること
その2点が非常に残念ではあるが、続編があれば必ず視聴したいと思う。
ゴングもゴジラも小さい頃から大好き!
ゴングもゴジラも小さい頃から大好きでした。
だから…闘わせるなんて嫌だ。
なんて事してくれんだ〜ハリウッド!?と思っていたのです。
しかし、予想以上に楽しめた!
前作もそうだったけど本家に対してのリスペクト満載で胸熱だった。
最新の映像技術を駆使した彼らの闘いは迫力満点!さすがハリウッド!
SFファンタジーみたいだったけど…
技術の進歩でだんだん近未来的なストーリーになっていくのかもしれませんね〜
小栗旬さんハリウッドデビューおめでとうございます。
予想してたような役柄じゃなかったけど努力を重ねたという英語は花丸でした!
まさかの…
コングが可愛かった。
あとなぜか観ながら『パシフィックリム2』と『テイルズオブエターニア』が頭を過ぎる部分がありました。
前作までと比べても、気軽に見れる仕上がりに感じました。
対戦シーン◎
まず初めにコングみてほっこりしたのは、私だけでないはず笑 日曜の私やん!コングが終始人間ぽくて、見た後に友達とツッコミ合いするにはぴったりの映画です。物語はシンプルで、戦うシーンはカッコいい。水中やら都会やら南極やら、コア?やら… お金かかった大作!
登場人物が多すぎて?もったいないとこあり。芹沢もあの役なら芹沢でなくてもよかったような… マディソンやマディソンパパもでてくるんだけどねー 家族失った人が多いのにあまり触れなかったり。ちともったいない。
最後に、これみてバッドマンvsスーパーマン思い出したけど、結構同じこと思ってる方多かった爆笑
これぞ日本生まれの怪獣映画
邪なものを許さない破壊神ゴジラと感情豊かで人間のようなコングが、香港で神の座を狙うやつをぶっ潰す!
ビキニ環礁の水爆実験で生まれた日本生まれのゴジラ映画のようなメッセージ性の高い最高の作品!
巨大怪獣の肉弾戦は迫力満点
生態系の破壊者キングギドラを倒したゴジラは、タイタン(怪獣たちの呼称)の勝ち残りとして秘密機関モナークの監視下にあった。だがある日、再び人類の前に姿をあらわし、人工頭脳開発企業エイペックスの施設を襲撃する。理由は人類が生態系を乱そうとするのを察したからだ。いっぽう同じモナークに見張られていた髑髏島のコングも、新たな動きを見せる。タイタンの驚異的存在の源に迫ろうとするエイペックスと科学者チームが、彼を島の外に出し、生誕の地へ案内させようとするのだ。
かくして始まるコング輸送作戦。映画はこうした流れを、過去2作にはないハイテンポな編集でさばいていく。そして移動中の洋上で遂に両巨獣は接触し、映画史上最も激しいモンスターバトルへと一気になだれ込む。光線や飛行能力を駆使するギドラやラドン、モスラと違い、コングはステゴロ(素手喧嘩)のファイターだ。「眼前に立つ奴はひとまず殴る」のジャイアン主義で、ゴジラの顔面やボディに容赦ないパンチをあびせる。ゴジラも尾をしならせ倍返しで応酬。これがオレ様の流儀だ、返礼だと言わんばかりに!!
カメラも激闘を逃すまいと対象にグイグイ迫り、衝撃を食らって構図が乱れるといった、新鮮な映像スタイルを展開していく。そして彼らを脅かす第三者の介入など物語は波乱を起こすのだが、戦いの派手さに応じて都市破壊も大規模化。クライマックスの約30分間にわたる戦いづくめの展開は、必ずや怪獣映画ジャンキーたちを昇天へといざなうだろう。個人的にはゴジラの特徴的な背びれを活かした、前半部での「ジョーズ」を思わす海戦演出に唸った。事実、今回はゴジラの背びれが重要なキーとなるので、その布石としてパワフルな印象を残すのだ。本作でレジェンダリーのゴジラはひとつの節目を迎えるが、いや待て、まだ登場してないヤツのライバルがたくさんいる。やっとモーターのコイルがあったまってきたところだぜ!
それなりに面白かったけれど、僕たちの(”僕“だけかも知れないけれど)愛する『怪獣映画』からは違うテイストになって来ているように思う…
①「エイペックス」なんてのが出てくるから安室奈美恵でも出てくるのかと思った(古う)②期待していただけにガッカリ感も多い。以下列挙してみよう。③先ず怪獣(「タイタン」)たちの故郷が地球中心部にある地下空洞という設定はまあ良いとしよう。地下空洞説は使い古されてはいるけれども、最新の特撮技術での映像はそれなりに見れる。「アバター」みたいだけど。でも他に怪獣がいないのはどうして?④「家族じゃなくても親戚がいるかも知れない」とコングを誘っておきながら他のコングがいる形跡もなくほぼ騙しじゃん。⑤ゴジラの親戚らしきのもいなければラドンもモスラもアンギラスもゴロサウルスもいないじゃん。何よりラスト、コングは地下空洞に帰るのに何故ゴジラは帰らない?そこにエネルギーの源があるのなら。⑥怪獣たちの故郷なのに何故か人間が作ったような門や宮殿らしきものがあるのも変な感じ。コングはデカいゴリラではなくて実は原人に近いのか?⑦今回も空飛ぶ蛇みたいなモンスターは出てくるけど「怪獣」とは言えないと思う。「キングコング:骸骨島の巨神」に出てくるモンスターたちも「怪獣」とは言えない。“Kaiju”は世界共通語になったけれど欧米人のイメージする“Kaiju”と日本人が生み出した「怪獣」とはいまだビミョーにずれていると思う。⑧まあ、コングにしてもデカいゴリラだし他のモンスターも実在の生き物や古代生物の系統なので欧米映画のモンスターは結局何処かにリアリティから外れられない結界みたいなのがあるのでしょうな。正直なところ、東宝版『ゴジラ対キングコング』は『モスラ対ゴジラ』や『ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラ~史上最大の決戦』と並ぶシリーズ屈指の佳作だとは思うけれど、子供だった当時はただのデカいゴリラが放射能光線を吐くゴジラに勝てるわけないでしょ、と思ってました。今となってはアメリカ市場を視野にいれたマーケティングだったのだと解りますが。⑨「怪獣」というのは『そんなものいるかいな?』と思うほど奇抜な創造物ながら、いつの間にか信じてしまう(好きになってしまう)そんな存在だと思う。「怪獣」と「妖怪」とは日本人のイマジネーションからしか生まれなかったもの、というのは身内びいき過ぎるかしら。欧米映画もエイリアンとかは結構奇抜なクリーチャーを創造するのにね。⑩『ゴジラ』のMUTOも如何にも欧米人の考えそうなものだと思ったがまだ怪獣らしさはあった。『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』(ここで既にモンスターと言っているのでズレ始めていたね)は、話に色々穴はあったけれど、それでもモスラ・ラドン・キングギドラが出てきたので、まだ怪獣映画らしいテイストは出ていた(ので採点は良くしました)。⑪『キング・オブ・モンスターズ』でも最後に見つかって生態も良くわかっていなかった「モンスター・ゼロ(キングギドラ)」を先に目覚めさせてしまうというポカをやっておりましたが(ジョナサン・サンズ扮する悪玉とcompromiseする必要があったのでしょうが。今作から察するに当時から背後には「エイペックス」がいたわけね)、今回も地下空洞のエネルギーをチャージされたメカゴジラをテストもせずにすぐ本番稼働させるというポカしてるし(まあ父娘とも己らの大義に殉じたので本望でしょう)、話を早く先に進める為とはいえ、もう少し自然に納得する流れには出来なかったのか。⑫小栗旬の役も芹沢博士の息子だったり日本人だったりする必然性全くなし。こんなことで日本の観客に媚び売るくらいならしない方がまし。⑬USA自体もそうだしLEGENDARYの大株主の中国も核保有国だから触れたくないんでしょうけど、ゴジラにしろラドンにしろモスラにしろ初めは被爆国日本と切っても切れない繋がりがあったのに、最初の『ゴジラ』でちょっとだけRESPECTはあったにせよ「ビキニ環礁の水爆実験は実はゴジラを倒すためだった」という第五福竜丸の遺族さんたちなら激怒しそうな設定だったし。ああ、こんなことも知らずに無心に怪獣映画を楽しんでいた子供の頃が懐かしい。⑭怪獣愛故に重箱の隅をつつくようなあら探しをしてしまったが、何より致命的だったのは少しもワクワクしなかったこと(trailerはワクワクさせてくれたのに)。ゴジラもガメラも出てこない『パシフィック・リム』(1作目)ではあんなにワクワクさせてくれたのに(今でも『パシフィック・リム』萌え、してます)
全176件中、141~160件目を表示