「がっかりです オタクの心が燃えないのです ワクワクしないのです」ゴジラvsコング あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
がっかりです オタクの心が燃えないのです ワクワクしないのです
特撮映画ファン、怪獣映画ファンです
だから普通なら本作の評価は甘くなるはずです
予告編のビジュアルをみたなら、もうワクワクが止まらなくなります
貨物船に鎖でつながれて運ばれるコング
そこから空母の飛行甲板に飛び移り、ゴジラと殴り合い、F-35C海軍用ステルス戦闘機を鷲掴みにして手裏剣のように投げる
香港では超高層ビルによじ登る
どれもみごとなキングコングのオリジナル版のオマージュになっています
特撮は時にやり過ぎでアニメぽくなるほどなのは玉に傷ですが、最高峰のものだと正直思います
地底世界の表現は、あの地底世界のファンタジー小説の古典エドガー・ライス・バロウズのペルシダーシリーズそのものが映像化されています
なのに厳しい
早く終わってくれと念ずるぐらいつまらないのです
それも果てしなく
がっかりです
オタクの心が燃えないのです
ワクワクしないのです
一体何故なのでしょうか?
悲しい思いで一杯です
口直しに日本の怪獣映画が
とても観たくなりました
日本のテイストでないと燃えない?
そうじゃない
オタクのツボをはずしているのです
近いところを衝いているのは確かです
でもそこじゃないのです
ビジュアルは良いところは多いのに
凄いねとは思っても感動には至らないのです
ストーリーが壊滅的に詰まらない
あまり出来の良くない二次創作物の程度なのです
オタクの琴線を震わせる要素は何一つないのです
ふーん、そうですか
それだけなのです
残念で仕方ありません
コメントする