「重量級バトルの観戦という意味では楽しかった。」ゴジラvsコング カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
重量級バトルの観戦という意味では楽しかった。
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良い意味でも悪い意味でもアメリカ映画。
コングが人間とコミュニケーションを取り、人間を守り、武器を使いゴジラと戦う(放射熱戦は絶対に当たりません)というコングサイドの目線で撮られた映画。
ゴジラは顔正面CG画像がコングと比べ手抜きなのか平面的でゴジラのテーマもかかることなくファンからしたらちょっと残念に思えたが、まだ忖度なしに暴れ回る野生感を残してくれていたことについては唯一の救いだった。
メカゴジラに至ってはターミネーター風のアメリカンスタイルで線が細く迫力は一切なく、こちらも少し物足りなさを感じた。
小栗さん演じる芹沢2世は何故かゴジラと敵対する側でメカゴジラのパイロットだが、クールな登場とは真逆で最後は白目剥いて装置がショートし生死不明の尻すぼみ状態。
まあ細かいところを突っつく映画ではなく、南極や香港を舞台に2大モンスターが暴れ回るという視点に特化し鑑賞するのであれば大変面白い映画だったといっても悪くはないと思う。
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