「忖度し過ぎでメタメタになったバットマンVSスーパーマン」ゴジラvsコング 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
忖度し過ぎでメタメタになったバットマンVSスーパーマン
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KOMは名作だった。
ゴジラ好きの監督が絵になるシーンを印象的な画角でビシッと決めて、音楽も日本に対するリスペクトが充分に溢れていて良い映画だった。
母親がやっていた事も、結局はシャアの粛清という事で、否定しつつも肯定するという複雑な要素で名作だった。
そう、名作の次の今作。
途中何度も寝てしまったので断片的にしか覚えていないものの、コングの地底冒険のシーンとメカゴジラ爆誕の要素が真逆過ぎな上、それをゴジラの破壊光線で強引にくっつけて、最後は共闘して終わる。
これ、バットマンVSスーパーマンじゃん。
小栗旬が白目剥いてヘッタクソな英語喋って、チャンツィーのシーンがごっそり消える酷いシナリオと忖度。久々につまらな過ぎてよく眠れたという意味では良い睡眠映画だと思う。
前2作での渡辺謙の奮闘を核爆弾ごと吹き飛ばし、ヘッタクソな黒幕のシナリオで全てを台無しにした、中国資本レジェンダリーの凋落をうかがえる一本。
エンドロール後のモンスターバースの予告も全くなく、あっけなく終わるし、ゴジラもただの通りすがりに過ぎない。
ほんと酷い。
ゴミみたいな監督に日本のコンテンツを食い潰されるのは悲しくてならない。
もうやめようよ。
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