「ゴジラとコングの両者に花を!」ゴジラvsコング 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラとコングの両者に花を!
評判通りスッキリ感動して劇場を後にしました。号泣もしました。ネタバレしたくないけどちょっぴり。コングとゴジラとどちらにも花を持たせた見事な結末でした。希望のラストに感謝しかありません。結局、人間の征服欲が敗北するのです。残念なのは小栗旬の使い方が今一だったことです。特に白眼になるところがありますが、あれだったら役者は誰でも良かったのではないかと、ほんのちょっぴりがっかりしました。音楽に関しては、ストーリー展開に常にぴったりで、迫力あるアグレッシブな音律に感動しました。それからエイペックス社や香港の街並み、あるいは攻撃機、戦艦の崩壊のシーンは見事としか言えません。また、地球内部にある別世界の設定、あり得そうで夢が膨らみました。あと、号泣したのはゴジラとコングの真っ向勝負の魂のぶつかり合いのシーンです。全開パワーが生み出す波動が、感動を読んだ気がしてなりません。とにかく全ての意識を集中して観ると、感動の嵐に襲われる作品です。
コメントする