フロントランナーのレビュー・感想・評価
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It’s not a fair question
倫理を問えそうな人物には、アンフェアな手口でも倫理を問い、倫理に厚顔無恥な者だけが候補に残る現在の民主主義の仕組みと結果に疑問を呈する。ハートに「綺麗事だけでは世の中、上手くいかんよ」と思ったこちらも同罪。斥けるべきは受容せぬこと。そのうち、男女候補者問わず、「自慰行為をなされますか?」と聞きだしかねない。
【アメリカの大統領選挙の仕組みが分かり易く描かれ、面白い。2大政党、共和党、民主党の大統領候補になる過程が分かり易く描かれた作品。日本とは当然異なるシステムです。】
典型的な事例
動く悪人か動かない善人か
Zzz…
2019-12
ヒュー様だから観た。
ヒュー様じゃなかったらきっと観てない。
この映画、淡々としております。
ああまあね、そうなるよね、で終わります。
事実なのでそれ以上でもそれ以下でもないのですが、そこまで浮き沈みもないし、ドラマティックを期待してはいけません。
ヒュー・ジャックマンが踊りだすことも、ヴェラ・ファーミガが呪われることもありません。
あらすじで書いてあることをそのまま観る感じなので、好き嫌いは別れそうです。
私はJ.Kシモンズが怒ってるのを観るのが好きという変な性癖があるので←、とりあえず満足。
でも映画館で観なくてもよかったかなぁとは思いますが。
アホはこういう映画を観ると寝てしまうのですが(『ペンタゴン・ペーパーズ』、『女神の見えざる手』等々、撃沈済み)、この映画は大丈夫でした。
むしろ結構引き込まれている自分に気づく。
浅はかながらも、やっぱりどの時代の人間もスキャンダルに群がるんですよね。
そしてそれを説明したがらないハートさん。
言いたいことはわかる。そういう考えでも筋は通ってる。
でも仲間内にはちゃんと説明したげなよーと思うのは、私だけではないはず。
やはりこういうイライラが映画への集中力を増すのかもしれません。
私にとっては王子様なのに、イライラさせるヒュー様は、さすがです(笑)
今に続く政治家にとっての転換点
大統領の資質
報道すべき事とプライバシー
寝ちゃいました
フロリダでかかってた曲がボストン♪
アメリカの州名がいっぱい出てきて地理試験を受けているかのような感覚に陥った。ゲイリー・ハートはコロラド州出身。時代は共和党政権が続いていた80年代の話だ。主張していた政策もいくつか共感できるし、レーガン政権の空恐ろしさも当時はあった。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも「アメリカ大統領はロナルド・レーガンだ」と言ったマーティンに対し、ドクが「俳優の?じゃあ副大統領はジェリー・ルイスか?」という会話が思い出される。
さすがに大統領候補ともなると、清廉潔白な私生活も重要になるらしい。今のトランプ大統領がどうか?といった疑問などはさておき、やはり若い男だと女性問題も沸いて出てくるのだろう。最初の時点でスパッと「肉体関係はない」と言い切れば良かったのにとも思うが、やはり別居中の妻を考えた結果だったのか・・・プライバシーにまで突っ込むな!という意見が通用しないことまで考えが及ばなかったのは本人の責任だな。
政治家に対するマスコミの態度も、もうちょっと政策に向けられればいいのに、今の世の中はおかしすぎる。まぁ、日本においても政策隠しみたいなのがあったりして、「憲法改正は争点ではない」と言い切った選挙戦が終わってみると、憲法改正に躍起になっている政権の本音が後から見えてくる。その点では日本よりアメリカの方がまともなんだけど・・・
大事な時なんだから身辺整理しとけよ
1988年の大統領選で最有力候補(フロントランナー)だったゲイリー・ハートがスキャンダルによって立候補を辞退するまでを描いた話。
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この1988年より前は政治家のプライベートと選挙は切り離されてたみたいでスキャンダルが出た当初もハートはスキャンダルについての記者会見の準備をするより、自分の演説の準備をする。
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今の感覚でいうと、不倫発覚したあとなのに全然謝ろうとしないしむしろ開き直ってる感じがして頭きたよね。そもそも選挙戦の大事な時に女と遊ぶなよ。
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おそらくこのハートの件から政治家のスキャンダルが追われるようになったらしく、この映画の言いたいことは個人のくだらないよスキャンダルよりもその人の政策とかやりたいことをちゃんと見ようってことなのかな。
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映画中にハートの政策がはっきり描かれてないのは、今のメディアの報道と同じってことなんかな。
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やはり女性問題は政治家は致命的❗
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