「改めて佐伯さんが好き!!」惡の華 アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
改めて佐伯さんが好き!!
クリックして本文を読む
原作より主人公は体格が良すぎますし、玉城さんだと仲村さん役は美人過ぎますが、特に玉城さんの演技が良くて楽しめました。原作では佐伯さんが狂っていく描写が気の毒で忘れられないキャラクターになりましたが、実写版では女として負ける訳にはいかないという逆に仕掛けてくる佐伯さんを観る事ができ(あくまでも私個人の印象で、内容自体は原作と変わっていませんが、漫画の佐伯さんは最早目がイッてて、実写の佐伯さんは冷静に判断した結果という感じでした)、自分の中の長年の佐伯さん像を塗り替える事ができました。「私の事が好きで、した事だから…」という台詞は改めて萌えました。常盤さんのパートは端折りすぎて魅力が伝わりませんでしたし、もう仲村さんの事は忘れて常盤さんと幸せになれよという気持ちにならなかったので、溶け込ませる尺が足りないように感じました。期待以上の出来でしたし、押見漫画の特徴で主人公はモブですが、ヒロインが三人とも可愛かったので、劇場で観る事ができて良かったです。監督が井口監督で意外性かありました。
コメントする