108 海馬五郎の復讐と冒険のレビュー・感想・評価
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演劇的で、大いに笑えるが、煩悩は宙ぶらりん
タイトルに「108」の数字を入れ、煩悩にまつわる話だと明示しているが、仏教的な深みがあるわけでもなく、表層的なエピソードに終始したように感じた。
レストランの店内で突然ミュージカルになる演出は大人計画の舞台のようだし、ある主要なキャラクターと寝たことをカウントするかどうかを内心考える場面など、笑えるエピソードも多い。
ただR18+指定の割にエロの描写が大味で、映画の尺の都合もあってか一度に寝る相手の数をどんどん増やすのに反比例して、それが復讐の行為であるという哀しさも薄れていく気がした。まあ「女の海」で松尾さんが滑っていくあたりは爆笑したけれど。
中山美穂に思い入れのある層には申し訳ないが、彼女が演じたキャラクターにも魅力を感じない。監督と世代の近い男性層は、元アイドルの彼女がちょっとエロいことを言ったり演じたりすると興奮するのかもしれないが、その感覚も少々古いのではなかろうか。
独特の狂った世界
【アダルト・コンテンポラリー・ダンス 「踊る精神科病棟」・・・・・・】
ー松尾さんの監督作品は、「ジヌよさらば かむろば村へ」以来である。あの何とも言えない松尾ワールドはナカナカ面白かった。では、今作は・・。-
■愛妻(中山美穂:良く出演を決意したなあ・・)はコンテンポラリーダンサー、”ドクタースネーク”に魅了され、腕に蛇のタトゥを入れ、彼の公演を追いかけ家を出る。逆上する脚本家五郎(松尾スズキ)であったが、自己総資産2500万は、離婚すると半分慰謝料で妻に持っていかれると知り、妻のSNSへの108の”いいね!(煩悩の数じゃなかった・・)と同数の女性と関係を持つという復讐計画を立てる・・。
・友人の女性(秋山奈津子さん:ちょっと、びっくり。あんな役もやるんですか!)と、繋がったママ、父親の臨終の場に立ち会うとか
・55歳で108人切りを決意した後の五郎の悲喜劇振りに少し笑うが(良く分からないけれど、55歳位になると、衰えるんだねえ・・)
全体的に、松尾ワールドが、空回りしている感が拭えなかった作品。
<松尾さんが、やりたい放題やった作品(の様に見える)。>
■蛇足
自室で鑑賞中、久しぶりにヘッドフォンをして観た作品。
家人が突然入って来ないかドキドキしながら、鑑賞した作品でもある。
〇学生みたいな気持ちになってしまったぞ!。(すいません・・)
いろいろカオス
久しぶりに途中で見るのを止めた
全然面白くないし、何か嫌な気分になっちゃった
映画館以外ではイヤホン必須
裸の女の人たちがやたら出てくる
今まで観た映画では1番エッチでくだらない
『温泉すっぽん芸者』を超えた
こんな作品に中山美穂や坂井真紀を巻き込むな松尾スズキ
大人計画の人たちとヌードになれる比較的無名な女子たちでやればいいじゃないか
ちょくちょく暑苦しいミュージカル
ネットではごく一部の人が日本語のミュージカルはださいというがミュージカルという表現そのものがあまり良いとは思わない
コメディーとして観るなら受け入れる事が出来るがマジだと観ていてつらくなる
LiLiCoが英語で喋るから邦画なのに字幕を読まなければいけない
日本映画ならこういう面倒はなるべく避けたい
大人計画の松尾スズキらしい
コメディーの舞台出身の監督はセリフを詰め込みすぎだ
役者の喋る言葉に無駄が多く情報量がおびただしい
ウディ・アレンの映画に知性を省いたらこうなるかもしれない
多少は削ぎ落としてもいいと思うが不安なんだろう
本来なら好きなやりとりも度がすぎると嫌味になる
ほどぼどなら笑えるがあまりにもたたみかけるとかえってすべってしまう
松尾スズキは欲張りさん
結婚相手の浮気の仕返しに自分も浮気するという話はありがちだがネットの「いいね」の数だけ女を抱くという発想が馬鹿げている
ギャンブルか宝くじか寄付でもすればいいじゃないかと思うがそれを言ったら身も蓋もない話にならない映画にならない
クライマックス?のあれは昔のSODの大作を思い出した
いやキューブリック監督の遺作か
最後は船で売春島に向かう途中のところで終わる
なんじゃこりゃ
でもなぜか星は3つ
くだらないけど自分のなかでは映画として2や1はありえない
それなりにとことん表現した感はあるからだ
これを劇場で観たあと風俗店に行きたくなった男性も少なからずいただろうし少しでも世の中の経済を回した点も評価したい
何一つクスリとも笑えなかったが大人計画や松尾スズキが大好きなら度々大笑いする人もわりと多いかもしれない
1800円なら頭にきたかもしれないが1100円ならあり
そこまでひどくない
松尾スズキとはこういう人さ
大人計画の松尾スズキらしい、シュールでカオスな作品。
やはり天才の脳の中は一筋縄ではいかない。
今時の中年の男女の心情を、いろいろな角度から描いた今作は、
結構な予算になったんだろうことがうかがえるw
特に女の海はカットが掛かったあとのシャワー争奪戦まで想像してしまったw
15万の女は実際もあんな感じで、「なんちゃってアイアムゴージャズ」感があまりにリアルで笑えたし、
かなりデフォルメしたホストも笑えたし、
相当に取材を繰り返したのがうかがえる。
しかし今作の私の最大のヒットは、海馬の親友・砂山美津子役の
秋山奈津子さん、最高でした!!!
もう冒頭のイタリアンレストランでのアクションから大笑いだし、
その後のアレまで、とにかくすごい。
あんな女優いただろうか。
今後もチェックしていきたい。
松尾スズキを知らない人は、今作の見所がよく分からないというレビューも目にするけれど、
コメディだと思って見ると、途中から「あれ…?」となるだろうと思う。
それこそが、松尾スズキワールドなのだ。
強いて言うなら、中山美穂の必要性が最後までよく解らなかったが正直な感想…。
「それで、あなたはどうしたいの?」と松尾スズキに言いたい。 結局何...
ポルノ映画…
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