「ひとこと言いたいよね」殺さない彼と死なない彼女 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとこと言いたいよね
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桜井日奈子のはまり役だね。この役がはまるとは、意外なところに引き出しがあったの。
三組の恋愛or友情が並行して描かれてくんだけど、間宮祥太朗-桜井日奈子ははまり役もあって全く問題なし。脱力する台詞もいいのね。
恒松祐里と堀田真由は、恒松祐里がさすがにうまいのと、堀田真由もはまる役だから、ここも面白いの。
箭内夢菜-ゆうたろうは、箭内夢菜が可愛いの。こんな子に複数回告白されて、なびかない男はいないよ。
それで「すごいな、これ」と思って観ていって、「ん? ちょっとダレたかな」ってところで、間宮祥太朗が刺されて死ぬんだよね。それで「あ、間宮祥太朗-桜井日奈子だけ、別の時間だったんだ!」って気付いて、ここまで引っ張る伏線すげえなとか思うの。
でもこれ、死ぬ必要ないよね。「死」が出てくると、絶対に観てる方の心は動くけど、この死に方は「観てる方をビックリさせてやろ」以上の効果ないもん。そこは、ひとこと言いたいのね。
その他は脚本・演出もはまってたし、面白い映画だったよ。
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