「ボヘミアン・ラプソディより泣きました」映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし なーしさんの映画レビュー(感想・評価)
ボヘミアン・ラプソディより泣きました
新婚旅行がテーマの映画ですが、家族・夫婦・恋人に関わらず「愛情」を感じられる内容でした。
「オトナ帝国」や「ロボとーちゃん」ほどひろし目線で家族を想うシーンが多い訳ではありませんが、やはりひろしの回想シーンは涙なしでは観られません。
今回はあるシーンでひろしに不満を感じたみさえがとった行動に家族愛を感じました。言いたいことはあるけれど「子供の前ではかっこいい父親でいてほしい」という視点は母親ならではの感覚ではないでしょうか。
主題歌の「ハルノヒ」は、この映画で描かれるひろしとみさえの遠回りな愛情表現と確かな関係性がひろし目線で描かれていました。
エンドロールでこの曲を聴くと、「普通」で「どこにでもある」野原一家の尊さを改めて感じることができました。
映画館を出る時、子供は笑い、大人は泣いていました。本当に良い映画です。
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