「新生ヤマトが行く!」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 ノブさんの映画レビュー(感想・評価)
新生ヤマトが行く!
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今回の「新星編」今一つ最後の最後で盛り上がりにかけた作品でした。これは初代の「さらば」があまりにもインパクトが強すぎと思います。初代は確かに主要キャストが亡くなってしまいました。最後はヤマトも。「あーこれでヤマトという作品とは最後なのかー」と涙した、むなしい気持ちになりました。今で言えばヤマトロスでしょうか。しかしながらその後も平然とヤマトが復活するではありませんか。確かにコンセプトは違い別のお話って言われてますけど、最初のテレビ放映からかじりつくように見ていたファンとしては、またヤマトが見れるという嬉しくもあり何か疑問のようなものを覚えたのも事実でした。その後も平気で色々なヤマトを世に送り続ける、マネーヤマトがかわいそうでした。子供心に「何だ!結局ヤマトで稼ぎたいだけか!」って思ったのも事実でした。パンフレット読んで解ったことですが「主要キャストは生かして、なおかつ涙を誘ってくれ」という制作側の意向があったわけですから、今後に繋がるとしても、私は今回の方が新たな物語が今後生まれたとして、特段の違和感は覚えないと感じました。愛を訴え、引き金は引かないと言いながらも引いてしまった古代の心の葛藤が今後もし新しいヤマトが出て来るならば、この葛藤を引き継いで古代なりの結論、結果を出してほしいというと期待をこめ、新しいさらばの解釈に同感します。
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