「トレンド」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 Tomoさんの映画レビュー(感想・評価)
トレンド
最近の流行りの精神世界ネタでした。
制作はコードギアスと平行だったのか?
エヴァンゲリオンのTV25.26話にインスパイアされているのか?
演出も新キャラを生かしきれず、ムダに殺してムダに終わらし、旧作品の感動シーンも中途半端に使い台無しにしてます
特に加藤の戦死は旧作品をベースにヤマトへの負い目を晴らしたぞ…みたいな格好良い死に様を見せて欲しかったし、キーマンの様な中途半端な感情移入のキャラを真田の代わりに死なせるのではなく榎本か新見の様な中堅を使うとか、旧作品通り、真田を使って次回作では新見や榎本が代わりになるとか、西条を雪の代わりに古代への仄かな恋心を胸に倒れるとか、[さらば]のリメイクならばとことん非道で理不尽になるべきでした。
尺度に収まらないならば、ユニコーンと言う前科があるので延長しても感動があるのであればファンは許してくれます
できる事ならば関係者が評価が低い意見が多いって事を汲んでディレクターカット版として最終巻だけリメイクのリメイクをしてもらいたい位です( ´-ω-)y‐┛~~
作品の評価の点数はほぼ一緒ですが、内容が全く異なります。そもそもあのストーリーは、結末の特攻は最初から確定し、しかも古代、雪は生き残る事を前提という無茶苦茶な要求が上の方で決まってました。キャラに関しても、声優人気、フィギュア人気、ゲーム化の諸事情により、生殺与奪の権利がほぼ福井さんに無いという、師匠(?)の富野さんがガンダムで味わった足枷たっぷりの中で作られたストーリーです。それを踏まえると、あの突っ込みだらけの「さらば」をベースに、特攻や自己犠牲賛美に傾かず、非常に上手く辻褄を合わせたと、福井さん自体には称賛を贈りたいくらいです。でも、1ファンとしては、そんなん知らんがな❗って感じで、不満点が多い作品でした。