「少年と犬」風をつかまえた少年 Tami Nozakiさんの映画レビュー(感想・評価)
少年と犬
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他の方たちが書いているように、風力発電機を作り始めるまでは確かに長かったが、そこに至る経緯は知る必要があったかと。
何せ観てるのは電池がなくなればコンビニでいつでも買える世界の私達なのだから。
暮らしや文化や家族の強い絆、それらを知らなければ、お!畑に水が〜良かったね〜で終わってしまう。
少年が制服を着たシーン、学校へ行けるのは限られた子達だけ。それだけに家族の喜びも大きいのだと感じた。
しかし、なかなかインパクトのある制服の色だけど、手足の長い彼らに似合うんだよね、これが。
いつも一緒にいた犬が可愛くて可愛くて。
貧しいのに、自分の食い扶持を分けてあげたり。
なので亡くなったシーンは辛かった。
しかしつくづく私達は物にあふれた暮らしをしていることを強く思い知らされた。
あの学校の図書室を見て愕然としてしまった。
でも、今はライフラインより通信網の方が先に整備されたのでは?田舎でもみんなスマホ持ってるらしいと聞くが。この国はどうなんだろう、とふと思った。
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