「風車の話が、思っていたより短い」風をつかまえた少年 らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
風車の話が、思っていたより短い
実話のようです。原作は読んでいませんが、自叙伝なのでしょうか。とても、面白かったのですが、廃棄物で風車を作るのは、ラスト20分くらいでした。予告編を見ても、タイトルからも、風車を作る話がメインだと思ってたので、ちょっと、思っていた感じと違いました。…とは言っても、ラスト20分の風車を作るシーンのために、ヒントを見つけていたりするので、重要なシーンなのかもしれません。
これ、911の年の話なんですよね。まるで、戦後の日本みたいな話でした。少年は、勉強したくて学校に行ったのに、学費が払えなくて、退学になりました。でも、勉強をしたくて、図書室に通うんですよね。日本って、無償で義務教育を受けられたり、本当に、恵まれてるなぁって思いました。
それから、少年の父。人が良すぎるだけの、ダメ父でした。ダメ過ぎて、ちょっと、イラっとしました。特に、風車を作ることに反対したシーン。この父親、お腹空いてイライラしてるのか?って思いました。最終的には、息子のこと信じてくれたので良かったですが、母親が怒る気持ちが分かりました。
前半の飢餓のシーンとかが長過ぎて、可哀想って思いが強かった。もっと違う脚本だったら、もっと感動できたなかなと思いました。
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