「マラウイってどこだ」風をつかまえた少年 mikyoさんの映画レビュー(感想・評価)
マラウイってどこだ
まず映画冒頭で舞台がアフリカのマラウイという国だとわかるが、そもそもそれがどこにあるのかわからなくて、自分の無知が悲しくなった。(その後で知ってる近隣の国名が出てきてとりあえずぼんやり把握した。)しかし今検索してみると、とっても大きな湖がある。それでも見ていて、ここで農作物は育つのか?と疑問に思ってしまうようーなシーンから始まる。
お父さんが農業を営んでいる14歳のウィリアム少年は賢い。実践から機械はどんな機能を持つか教えてもらわなくてもわかってる。知らないことがあることも知ってる。どうすれば農作物を育てることができるのかを考え、知りたいと思い、その回答が学校にはあることを知ってる。
とりあえずお父さんもお母さんも教育を大事だと思ってるし、ウィリアムを学校へ行かせてやりたいと思ってる。でも学校はお金がかかる。食うか食わずの状態になってしまえば、学費は後回しにされてしまう。
農作物を作るのに学校に行きたいのに、学校にいくお金どころか食べるのもままならない。この映画はこういった悪循環から脱出した実話が元になっている。世の中にはウィリアムのように未来を切り開いてくれる人がいるもんなんだなぁと、知ることができて幸せになれる。
余談だが、Chiwetel Ejioforの名前が難しく、何度聞いても覚えられない…
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