劇場公開日 2019年4月5日

「短くまとまった良作品」LAIDBACKERS レイドバッカーズ Jiroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5短くまとまった良作品

2019年5月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

原作はまったく知らないけれど、短い時間によくまとめた映画として楽しめた。
設定が詰め込まれまくっているわりに、シンプルによくよく消化できている。

京都を舞台にしたNieA_7みたいな空気は結構は素敵だ。

キャラクターの個性が強く話が散らかりそうな中で、特にアーネリア(元姫騎士、現犬)がきちんと目的意識を(唯一)持っているためストーリーに感情移入しやすく、対立テーマを持つ魔王(現女子小学生)とのメリハリがついてうまく話が転がっていた印象。

単発作品としては楽しめたものの、ただ、だれが主人公なの?というのは疑問に残るところ。
ポスター的にもキャッチコピーの「イマ、ニート」とあるように、ハラミが主人公なのだろうけど、だとしたら主人公はこの作品ではあまり魅力を出し切れていないように思える。
(であれば、魔王とハラミの交流を描かないとなと)

くくぼぼ