「時代の空気」僕たちは希望という名の列車に乗った Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
時代の空気
最初から政治的だったかどうかはわからないが、たくさんの犠牲者への哀悼の気持ちを表す行為が反革命、体制への敵対行為とみなされる。最少のお咎めで良しとしてもらうために誤魔化す人たち、罠にハマる、脅しを受ける。
反革命分子を見つけ、罰することが革命への忠誠を表すことだから、なんとしても首謀者を見つけないといけない、真実なんてこの際どうでも良い。
この時は国境と検問所があった。
今は勝手にスマホが、SNSが忖度してくれて不快な情報から遮断される。
私たちの心の中に国境と検問所があるのかもしれない。
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