「女性のための映画」空の瞳とカタツムリ むびすけさんの映画レビュー(感想・評価)
女性のための映画
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とても女性的で繊細な映画でした。
さすが斎藤監督、映像全体にキャラクターの心情がにじみ出るようで、時に息苦しくもあり、時に突き放すように開放的で、
観るというより感じる映画でした。
印象的な台詞が多く、何より言葉が美しかった。
濡れ場が多いですが煽情的ではなく、もの悲しさすら漂う裸、ラブシーンで、そのあまりのリアルさに胸が痛くなりました。
合う人には合う映画、合わない人にはとことん合わない映画だと思いますが、この登場人物たちのような人、現実にはけっこういると思います。そういう人たちに思いをはせるきっかけになりました。
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