「悲しい実話」まったく同じ3人の他人 Mauさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい実話
クリックして本文を読む
前半はハッピーなドキュメンタリー映画から始まる
1980年の話
3つ子のうち2人が同じ大学に行った事で
同じ声、同じ誕生日
同じ養子縁組の会社ルイーズ・ワイズ・サービスだと知らされる。
地元新聞にふたりの写真付き記事が掲載されると
もう1人自分達に似た人物が現れた。
当時は大ニュースになり、番組にも出演し
自分達のお店をオープンし大反響。
人生の成功者まで登り詰めているようだった。
なぜ3人が離れ離れになってしまったのか
真相を知るべく3つの家族が動き出すと
突然サスペンスに変わった。
同じDNAを持った3人を
労働者階級、中流階級、富裕層に分け
人間の成長は生まれによって変わるのか
環境によって変わるのか人体実験が行われていた。
この研究の第一責任者はピーター・B・ヌーバウワー
助手だった2人が出演しているのだが
この人達は悪い事をした罪の意識は無さそうだった。
インタビューにも
ミスは許されない「君は兄弟にそっくりだ」なんて
口が滑ったらクビにされちゃうからねと笑顔で答えた。
さらに、研究結果などは公開されていない
なぜなら自分が双子だと知らない人達が
少なくても4人はいるからね
その人たちが死ぬまで公開されないだろうと語った。
昔の人はこんなに冷酷なのかと思わされる
生まれた時代が違ければ
3人は産まれた瞬間からおじいさんになるまで
一緒にいれたと思う、一人も欠けることなく。
コメントする