劇場公開日 2019年11月15日

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「ずっと女性の裸」LORO 欲望のイタリア コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ずっと女性の裸

2019年11月28日
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個人的にはつまらなくて眠かった。

スキャンダル政治家として知られるイタリアの元首相シルビオ・ベルルスコーニをモデルに描いたドラマなんだけど。
彼が、一度失墜して、再び政権を取り戻す『バイス』的な政治の裏側にある悪事を描いた映画かと思って観に行ったのが間違い。

シルビオに取り入りたい、周りの連中の描写が延々と。
特に、前半は青年実業家で、賄賂とドラッグと女で成り上がるセルジョの話だったため、ずっと合成麻薬MDMA漬けの男女混合集団乱交パーティシーンがほとんど。
ずっと女の裸、おっぱいだらけ。
これだけ金や女に人脈と、手を尽くしても、「シルビオには近づけない」という表現なのだろうけれども。

後半は、シルビオのマフィアとの繋がりや、上院議員を寝返らせるための賄賂など、期待した内容の表現も少しあったものの、浮気して若い女を囲ったのがばれて怒る奥さんへ、愛の歌を叫ぶシーンばかり。
政治家らしい動きは、地震被災した地域を視察して、国が住宅を補償する約束を実行したところくらいか。

こういう作りがイタリアでは受けるのかな?

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コージィ日本犬