「すき」ソン・ランの響き ふさんの映画レビュー(感想・評価)
すき
ラストは容易に想像できる。設定だって目新しいものは感じられない。なのに、なぜこんなに心が動かされるのか。
主演のリエン・ビン・ファット、アイザックの冴え渡る演技、陰影を効果的に使ったノスタルジーな映像美。
言葉少ないゆえに目線やちょっとした仕草さえも見逃せない、集中力の必要な作品ではありますが、これがまた心地よいのです。
時は淡々と進むのに、彼らの心は激しく波打っている。ユンとリンの初恋の行方、たくさんの人に堪能してもらいたいです。
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