「ホントに何?」ヲタクに恋は難しい 弐七さんの映画レビュー(感想・評価)
ホントに何?
それこそTwitterやpixiv時代から追いかけてきた大好きな作品だったから、謎の使命感で嫌な予感がしつつ観に行きました。
一言で表すなら、「何の映画?」という感じ。これは監督が悪かったのかな、なんて思う気もするし、コンセプトもあやふやで実写化をするにあたって、原作を見て勉強されたという方が少ないんじゃないかなと思う。正直壊滅的。
なんでもかんでも実写化する風潮には反吐が出るし、それこそ「ラブコメならギャグで押し通そう!」という今作品のやり過ぎ感に呆れた。ギャグに福田組キャストを詰め込めば面白いってもんじゃない。
ミュージカルにする意味も分からない。
キャラ崩壊もいいとこだし、ちょこちょこ入れてくる曲がいちいち長い!!!!!!「まだ終わらんのか、はよストーリー進めろよ」と終始イライラしてた。
でもちゃっかり曲は気に入ってしまうという。いやそこじゃないんだよ力の入れようは。曲よりストーリーの良さ、再現度に力を入れろよ!!!という感じ。
いやもう、ホントに残念というか、可哀想というか……。
勿論福田監督の映画が好きで観に来た、ヲタ恋初心者の方がハマるだとかそんな余地はこれっぽっちもない。見るなら漫画からにしよう。
好きになったらこの悪さに気付こう。
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