劇場公開日 2019年1月25日

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「花ちゃん恐るべし」十二人の死にたい子どもたち masamiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0花ちゃん恐るべし

2019年1月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

内容としては、12人の怒れる男の変奏曲だ。
筒井康隆や三谷幸喜も書いているように、空間限定の会話劇は作家ごころを刺激するのだろう

となると、肝心な部分は評決の場面だ。もう一回ぐらいあっても良かった。
しかし最後はホロリとしてしまった。

堤監督は映像化不可能と思われたイニシエーションラブを手がけたように手堅い演出だ。
だが、一番印象的なのは杉咲花だ。
劇中一回も瞬きをしていない!どんな時でも!
滑舌も良すぎる!単なるくいしんぼう女優じゃない。
未来の大竹しのぶと見た。

masami