「花ちゃん恐るべし」十二人の死にたい子どもたち masamiさんの映画レビュー(感想・評価)
花ちゃん恐るべし
内容としては、12人の怒れる男の変奏曲だ。
筒井康隆や三谷幸喜も書いているように、空間限定の会話劇は作家ごころを刺激するのだろう
となると、肝心な部分は評決の場面だ。もう一回ぐらいあっても良かった。
しかし最後はホロリとしてしまった。
堤監督は映像化不可能と思われたイニシエーションラブを手がけたように手堅い演出だ。
だが、一番印象的なのは杉咲花だ。
劇中一回も瞬きをしていない!どんな時でも!
滑舌も良すぎる!単なるくいしんぼう女優じゃない。
未来の大竹しのぶと見た。
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