「農業女子、自給自足」リトル・フォレスト 春夏秋冬 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
農業女子、自給自足
終わってみると、半分以上が料理のシーンだったような気がする。オリジナル日本版はまだ見てないので比べてみたいと思いますが、四季は日本と変わりないし、食材も似た感じ。大学に進むためソウルに行ったものの就職も恋も上手く行かず、故郷のミソン里にこっそり戻ってきたへウォン。父は幼い頃に亡くし、母と2人暮らしだったが、母もまた理由も伝えずに家を出て行っていた。なぜか探す気にもなれないへウォン。
さっさと農協に勤めていた親友のウンスクと、都会で就職したものの農業を選んで戻ってきたジェハ。恋愛がどうとかよりも、料理を通して純粋なまま親交を深めていく様子が眩しいくらいだった。
ソウルでの住まいはほったらかしなのか?などと疑問を持ちながらも料理を通して自分を見つめ直し、「定植」を決めるへウォン。ジェハもよくわかってるじゃん!きっと人生そのものが農業なんだね。俺なんて「定植」の意味さえ知らなかったよ・・・定職がない時期もあったし。
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