「B級の楽しさね。刺身のつまを題名に持ってきて集客に利用しようという厚かましさが小賢しい。」MEGALODON ザ・メガロドン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
B級の楽しさね。刺身のつまを題名に持ってきて集客に利用しようという厚かましさが小賢しい。
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御託を並べず直ぐにメガロドンを出す潔さは宜し。そして直ぐにメガロドンは脇役となり(別にメガロドンでなくても、大だこでも大いかでもモササウルスでも何でも良かったわけ)USA海軍宣揚映画となる。チープなセットまる分かりながら興ざめ感がないのも宜し。メガロドンのビジュアルもなかなか宜し。演出も最後までだれないところも宜し。ただし複数のサスペンスを同時平行させる演出力はなかったようで、メガロドンが暴れている間にロシア人が何しているのか分からず、ロシア人とのいざこざの間に幸いにもメガロドンは襲ってこず、メガロドンがいる海に救命ボートを降ろして大丈夫かいなと観てる方を心配させてくれます。マイケル・マドソン扮する大将は最初に上手く厄介払いされた後は昼寝でもしていたらしく最後に花を持たしてもらったのは素晴らしいが、メガロドンが船の横腹開けた時に何故か海水が入ってこないという不思議なシーンの後メガロドンと心中されます。お小遣い稼ぎだな。いや楽しい。
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