「映画にできること、影響を受けることを選ぶということ。」華氏119 マイネームイズユーさんの映画レビュー(感想・評価)
映画にできること、影響を受けることを選ぶということ。
映画を見て、これは、ムーアが自分にできる限界を感じていると思った。この映画は、見た人に託されている。見た人がどうアクションできるかどうか、人民の1人として、民主主義とは何か、個人の責任を訴えた作品だと思う。
本来の理想とする人民による人民のための民主主義政治とはかけ離れた、資本主義という経済活動のためにある"政治家"という職業と、その業界とその犠牲になる弱者と、また、自分の権利を主張して、自らを守るためににに対しアクションを取ると決めた人達。どうアクションを取るかが、自分の人生を決める、未来を切り開く唯一の民主主義的、政治に繋がるの希望であると背中押してくれる映画だと思います。
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