「トランプ批判というより、民主党批判(応援も込めて?)が強い作品」華氏119 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
トランプ批判というより、民主党批判(応援も込めて?)が強い作品
ムーア監督が、筋金入りのリベラル派というのは言うまでもない。
直球のトランプ批判かと思いきや、それは一部に過ぎず、主は、民主党の選挙戦略、というか、サンダース支持者を非情にも切り捨てたことが敗因だったという分析。
なお、ムーア自身は、大昔はヒラリー好きを公言してたけど、それでも民主党指導部の対応はマズかったのだろう。(日本における報道ではそんな空気感まではわからない)
あとは、監督の地元の水道問題。チラッと報道をみたが、こんなにヒドかったとは…近年、水道の民営化が日本でも話題になっているので、そういう意味でも必見。
そうはいっても、やっぱりムーア。
ラストでは、若者たちの新たなる活動を追い、将来への期待を描いている。
基本的に楽観的で、希望を忘れない人柄なんだろう、と思う。
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