華氏451のレビュー・感想・評価
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火トカゲ=サラマンダー!?
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火トカゲって何だと思ったら、サラマンダー。不思議な世界観。本や音楽、あらゆる文化が禁止された近未来。文化によってもたらされた思想によって戦争が起きたため、本を持っていたら、焼火士によって焼かれ、持参者も罰せられる。焼火士のダンカンはシャノンに育てられ、若手のリーダーとして将来が約束された身であったが、次第に幼い頃の父親の思い出がフラッシュバックするようになる。目薬を常用していたが、それが記憶を無くさせる薬だった。今迄散々燃やし、罰してきたのに、不審に思ってから、本に興味を持つようになるのが早過ぎる感じがした。それだけ読書の魅力、人間だめというものは余計に見たくなるということか。ラスト、シャノンはダンカンを燃やしたのだろうか。燃やせたのに、鳥をわざと飛ばさせた感じがした。
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