「初代が二代目に選んだ理由が分かる演奏。彼女の魂がCOOL JAPAN♥」津軽のカマリ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
初代が二代目に選んだ理由が分かる演奏。彼女の魂がCOOL JAPAN♥
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東北の飢饉は昭和に入っても根深く続く。
「目が悪い者は、男はボサマ、女はイタコになる他ない」
それが東北の飢饉と関係しているのは歴史が語っている。
226事件の発動動機、宮沢賢治の活動、昭和八年の三陸地震。そう言った災害や行動や事件が飢饉と重なっている。そして、そう言った赤貧を強いられる庶民の生活から更にこぼれ落ちたハンディキャップのある者は、
ボサマとイタコになる以外ないのだ。
さて、高橋竹山さんの芸と言うのは日本に於ける近現代史のカウンターカルチャーとして継承していかねばならない。そう思う。
さて、
「高橋竹山を二代目として襲名した彼女は認めて貰えず、青森でコンサートすら開けなかった。」と言う話が最後にある。
高橋竹山と言う名称を蔑んでいたはずなのに、その後を継いだ女性を認めない。彼女の魂はCOOL JAPAN♥なのに!
なんでこんなに残念で悲しい結末なのだ!
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