ホールド・ザ・ダーク そこにある闇のレビュー・感想・評価
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ずっと何でが付きまとう
狼に子供を攫われた母からの手紙を受け取った作家兼動物行動学研究者が極寒のアラスカを訪ねるところから始まります。 アラスカはアメリカであってアメリカではありません。 エスキモー的な先住民と過酷な自然環境と独特の文化や風習が混在する「法の及ばない地」です。 法治国家に暮らす我々がそういった背景の知識なしに見ても何で?のオンパレードでどうしてそうなってしまうのか腑に落ちないまま話は進みよく分からないまま終わります。すっきりしない感じがお好きな方には最適です。
狼の群れ
子供を殺して行方をくらました女を探す男の旅。女は自分が子供を殺したことを忘れるほどの精神病。子供が死んだのは狼に攫われたからだと妄想を抱き、狼研究者の作家に相談を寄せる。狼研究者は警察と一緒に行方をくらました女を探すが道中で女の夫に襲撃され重症を負う。
ちょっと他の映画では味わえない雰囲気と奥深さ
かなり暴力的、視聴注意 海外レビューもわかりにくい、難解と言われて賛否両論になっている様子。 個人的に雪景色と陰鬱な雰囲気が好きなので視聴(レヴェナントとか) 登場人物の行動理由が謎のまま終幕を迎える そこには風習因習が絡んでくるのだろうが作中明確な回答は得られない 前半はこういう系統の良くあるミステリー作品かと思ったが 物語が解決に向かうのではなく だんだん雰囲気が不穏になっていく、これが良い 難解ではあるが、山場も適度にあって演出も良好 作中人物の心情を想像しながら見ていたが、 超然的な彼らの不気味さが堪らなかった 映画を見るときあれこれ想像するのが嫌いなひとには向かない作品
ダークで極寒
面白い、つまらない、と言うより"好き"な作品。 静かな舞台に強烈なキャラクター陣。 バイオレンスたっぷりで幻想的。 アラスカ僻地の土着の文化慣習が絡み非常に難解ですが 夫ヴァーノン登場からヤバイ臭プンプンで一気に惹き付けられました。
腑に落ちない
スッキリしない何とも腑に落ちない終わり方に理解するのが困難な作品。 J・ソルニエ、M・ブレアの期待大なコンビに静寂と奇妙な知的さが混じり合わさったスリラー映画!? 何か神秘的な雰囲気と緊張感を漂わせ寒々しい映像から繰り広げられる銃撃戦が痛々しく。 解説文が読みたい。
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