「マイルドなハードボイルド」パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー) コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
マイルドなハードボイルド
誤射で人を撃ち殺して警察官を辞め、ロスの街で私立探偵をしているハードボイルドなパペットが主人公。
脅迫状を受けとった女性パペットから、犯人探しの依頼を受けて、調査に向かった先で、殺人(殺パペット)事件が起こる。
という展開なのだが、色々ネタぶっ込み過ぎ。
差別、セックス、ポルノ、麻薬、児童虐待、サイコパス…
『マペット放送局』の下ネタ&バイオレンス版。
既存の映画で近いラインだと、『ソーセージパーティ』『サウスパーク』『チーム・アメリカ』『クライング・フリーセックス』あたりが似てるかな。
この辺が好きなら、オススメです。
レーティングがPG12なんだけど、R15またはR18くらいの内容です。
パペットだからって、間違って子どもを連れて行かないように、ご注意のほどを。
なんであえてパペットでこんな内容なのかといえば、差別などは可愛いオブラートで見せる方が、一見マイルド、実際にはもっとエグくなるからではないかと推測。
ディズニーの『ズートピア』と同じかな、と。
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