「色んな見方ができる映画」えいがのおそ松さん Mさんの映画レビュー(感想・評価)
色んな見方ができる映画
最初に断わっておくと、私は1期からずっとおそ松さんが好きで、今回の映画もどんな内容でも受け入れるつもりで見たのであまり参考になるレビューではないと思います。
ただただ、生活に楽しみをくれたおそ松さんに感謝の気持ちで書きます。
大まかな感想としては、とりあえず笑いました!そして六つ子が可愛い!
今までのおそ松さんの要素を全て入れたような作りはファンとして嬉しかったです。笑いに関してはありとあらゆる方向のギャグが詰め込まれていて、人によって面白いと思う所が違うと思います。
最後にはちょっぴりウルっとくる"雰囲気"もありつつもお茶の間感覚で見れる映画です。
ただ、ファン以外の人が絶対楽しめるという自信はないので次回作に期待も込めて星4。
しかし、この映画の楽しみ方はただ見るだけでない気がします。
私は公開前までに3回見に行く予定を立てていたのですが、今まで同じ映画を2回以上見たことがなかったので正直3回目には飽きてしまうのでは…と思ってました。
しかし、1回目を見た後「トド松が喋る後ろで十四松がスーパーマ〇オになってる」というクチコミを聞きました。そんなシーンあった!?と思いつつ注意して2回目を見ると確かにそんなシーンがあるのです。効果音までついてました。
アニメの時から感じてましたが、おそ松さんは敢えて教えないという手法が多く取られている気がします。その後3回4回と見ましたがその都度発見がありました。本編に関係ない所でこんなに遊びがある作品ってそんなにない気がします。
また個人の見解ですがキーキャラクターや世界観、ストーリーについてあやふやな所が多いのも、教えない手法の1つかなと思います。友達と映画を見に行きましたが、感想を聞いたところ同じ映画を見たはずなのに世界観からして違う解釈をしていて驚きました。
教えないということは自分で好きに考える余地があるとも取れます。
ギャグアニメにこんなレビューおかしいのかもしれませんが、映画が"教えてくれない何か"を自分で探しながら見るのも楽しみ方の一つかなと感じました。そして、この映画が本当はどういう映画なのか、どれだけネタを見落としてるのか、見た人と話し合うのも面白いなと思います。
例えそれがナンセンスだとしても。