「平常心ではいられない!狂え!狂え!狂え!」映画 賭ケグルイ 村雨天音さんの映画レビュー(感想・評価)
平常心ではいられない!狂え!狂え!狂え!
完全なネタバレなのでご容赦ください。
1番始めに桃喰綺羅莉(生徒会長)とその他生徒とのBJ対決がありましたが、桃喰が21をだし他の生徒全員を出し抜く、まさに生徒会長の圧倒的強さを見せつけるシーンでした。
あの時、桃喰の手札はAから始まり次に2それから3.4.5と数字が規則的に並んでいた。
そして勝ちを確信したようなセリフ
「まるでカウントダウンみたいね」
と言い放ち次に出てきた数字は6。
合計21で桃喰の一人勝ち。
チート過ぎる桃喰のギャンブル強さに私はフィクションながら虜になりました。
話は若干それますが、気づいた人は居ましたでしょうか?
あの時順番的に桃喰(ディーラー)の一つ前であった生徒の手札は16。
もしその生徒がスタンドをせず手札を追加をしていれば、山札の順番的に2(桃畑の手札は場に1のみ)がきてその後に3。そして合計で21になっていました。
これは計算だったのかはわかりませんが、いずれにせよ奥が深く非常に興味深かったです。
そしてじゃんけんゲーム。
正直最後の19枚の手札を持っていた相手は頭が弱いのかなと思ってしまいました。
あの時の敵の最善手はチョキ✌️ではなくパー✋だと思ったからです。
なぜなら蛇喰夢子が安直にパー✋という手札を出すという可能性、そしてパー✋というブラフの可能性の二択が存在します。
後者の場合は実際と同じく夢子の手札はグー✊ということになります。
言わずもがな前者はパー✋。
であれば最低でもあいこに持ちかけることができるパー✋が最善手であると考えます。
もし、あいこの場合は2ターン目にチョキ✌️を出せばいい話。
そうすれば安全かつ確実に勝つことができたはず!(油断といわれればそれまでですが)
映画そのものは非常に楽しめました!